③授業内容 「出版社×他社コラボレーション企画」
1.事前課題
…11/8の授業内で出版業界の最新ニュースを読み合せた際に「人気アニメ『進撃の巨人』×販売促進のパワー」という記事があり、それを参考に、自分が考えた「出版社×他社コラボレーション」の企画を書いてくるという事前課題が出されていた。
実施期間やキャンペーンの目的、ターゲット層、告知メディア、広告会社、制作会社などまで考察をし、なるべく具体的に明記することが条件とされた。

2.企画のコンペティション
…6人1組で1チームを構成し、チームとチームの対戦を構成員各員同士の個人戦で企画のプレゼンテーションを行った。講師の方やOBOGの方々が勝敗を決め、チームの団体戦に係わらず、参加者全員がそれぞれのプレゼンに対して10点満点で採点した。プレゼン後は、その都度一人ひとり審査員から講評をもらい、次の発表者はそれを受けてより高度な発表をできるよう努めた。最後に、一番良い企画はどれであったかを最終投票し、ベストワンを決めた。

3.良い企画と悪い企画
…勝敗や講評をまとめると、誰に対してどうアプローチを行うかが考えられているか、また企画書としてのビジュアルが体を成しているか、実現性や可能性があるかどうか、これら3点が勝敗を分けるポイントとなった。
また、旬ではなく、組んでも互いの理にならないコンテンツを選び、説得力や実現性が欠けてしまうという点が敗因として多く挙げられた。

4.企業分析と自己分析
…全員が講評を受け終わったところで、次に出版業界のニュースについて皆で読み合せ、講師の方からの話を伺いながら、専門性の高い知識を深めた。
企画のコンペを通して、【自己分析と企業分析を照らし合わせる】ことの必要性を感じた後だからこそ、高いモチベーションで最新の企業についての近況を学ぶことが出来た。

④授業内容で良かった点
・学生が普段感じることのできないビジネス的な観点を、身をもって感じることができた点。
・一人ひとりのプレゼンの講評を聞き、自分に置き換えて考えることで、欠点を見直すことが出来た点。
・プレゼンでは最終投票を行い、皆が上位を目指すことで授業の質が上がった。