③授業内容
前半は雑誌の作り方、編集者の仕事について。
出版に限らず、マスコミを志望するなら「物事をいろいろな角度で見なければならない」、編集の仕事は「時代をデッサンする仕事」ということを教わった。

後半は文章の書き方についての講義、実際に小論文を書いた。
文章を書くためには、論理力・構成力(アウトプットする力)以前に読解力・知識量(インプット)が大事なので、普段から新聞などで活字に触れなければならないと再認識させられた。
小論文のテーマは、「なぜ、私はマスコミを目指すのか」。目的は、小論文を書く力をつけるため・自分の目標をミエル化させるため。
序論・本論・結論の3部に分けること、論旨を明確にすること、誰が読んでもわかる文章を書くこと、客観的な目で書くことに気を付けるよう注意された。
7、8人のグループで読みあい、各グループ内で一番良かった生徒が全体の前で音読、中根さんからフィードバックを受ける。

④授業内容で良かった点
・小論文の書き方を教えてもらったこと。
・小論文を読みあうことで自分の現在地の把握、価値観の共有ができた。
個人的にはこの点が今回の授業で一番良かった点だと思っている。
自分が何を考え、何に向かって進んでいるのか。文章にすることで明確になり、また振り返るときにこの小論文が一つの目印になった。
そして、自分の目標だけでなく普段知る機会が少ない他人の目標や考えを知ることができた。
⑤授業内容で改善したほうがいいと思った点
時間の関係もあったと思うが、一人ひとりにフィードバックをもらえたら改善点が明確になった。

⑥要望
今回の授業まで自分は、文章を書くのが上手いと思っていた。
しかし、他人の小論文を読み、周りのレベルを見て自分がどれだけ驕っていたか思い知らされた。出版志望でありながら、こんなにも文章力が低いのかと情けなくも思った。
「井の中の蛙大海を知らず」そのようなことに陥らないために、今回のような小論文、またフリートークのような授業では生徒でそれを共有し、フィードバックが得られる授業をお願いします。