基礎コースBはNHK記者職で内定を得た先輩への質問タイムから始まった。

お一方は、1年春季基礎コースから自主マスコミ講座に所属していた。最初から記者を目指していたのではなく、文藝春秋が発行している『Sports Graphic Number』を作る仕事、つまり出版業界を目指していたという。しかし、2年生時の夏合宿で自分がやりたいこと、興味のあることが記者という仕事に変わったので秋季からは新聞コースに入りNHK記者職で内定を得た。

1年生から自主マスコミ講座に所属することのメリットは、様々な業界のことを学べるので自分の興味関心、可能性が広がることだと浅井さんは話していた。

もう一人の方は、1年生の時から記者を目指していたが、自主マスコミ講座に入ったのは3年生の時だ。それまではSAでアメリカに留学していた。外国人とコミュニケーションをとる上で大切なのは『同じ目線に立つこと』だという。同じ目線に立つことで、相手の気持ちがよくわかる。この経験は記者になる上でとても活きたと話していた。

次にAクラスで話していた博報堂で内定を得た先輩、朝日学情ナビで内定を得た先輩に来てもらい質問タイムとなった。失敗談や、就活の時アピールしていた鉄板ネタ、自主マスコミ講座で印象に残った授業について話してもらった。
短い時間ではあったが就活を戦い抜き納得のいく内定先を得た先輩の話は、中々聞くことができないのでとても有意義だった。


恒例の自己紹介では、自分の第一印象が客観的に知れた。秋季も個性あふれる人ばかりで、彼らと切磋琢磨しながら自分の夢に向けて邁進したい。

講座後に自主マス本出版記念およびOB会に参加した。全体で330名にも及ぶ大規模な会だった。自主マスコミ講座の強みとして、一生付き合い続ける仲間と、学生のうちからこのような機会で社会人の先輩から話が聞けるということがある。
後期の授業1日目にして、秋から新しく自主マスコミ講座に入ってきた仲間や4年生の先輩、そしてOB会でもっともっと沢山の方々と話すことができた。自主マスの存在の大きさを改めて知らされた1日だった。