▼授業内容
①「電子書籍のこれから」「ギャル雑誌の休刊理由」「子ども図鑑の競争激化」についての新聞記事

②先々週行った、働、学、楽、活の4つにジャンル分けした自分のエピソードを清書してきたものを、6W2Hを意識しながら発表し、講師の方や先輩方、社会人の方々からフィードバックをもらう
・まだ一読者としての視点が多く、製作者側に回るにはどうしたらいいのかを考えるべき。例えば、「仕事としてどう関わるか」や「マイデータに基づく根拠と提案」、「きっかけ話だけでなく、経験+α」など。「好き」だけではできません。

・人となりを伝えるには、今までやってきたサークルや部活などでどのような役割を果たしてきたのか、そこで何を得て自分はどういうことができるのかを考える。また、自分の見た目を知って、そことのギャップを考える。自分には際立った何かがない、と感じたらセルフプロデュースをしてみる。それは編集者としても必要なこと。

・世の中の作品で何がうけているのか、自分は何を面白くないと思ったのか、その理由を考えてみる。自分たちが子供の時とは、今の状態は違うことに注意。

③来てくださった先輩方のお話
○4年生の方々
・面接でどのようなことを話したか、聞かれたか、見られたか。
→「バイト、ゼミ、マイデータ、自分のキャラ、インターン」のことを話した。仕事できるのかや見た目○○だけどと聞かれた時は「○の根拠があるので○○な人だ」。自分の言いたいことに対する根拠を持っておく。また、話す印象を見られているような印象があるので気をつける。今後お客様相手にどう対応できるのかに繋がる。

○社会人の方々
・集英社の人事のブログを見ていたら、「どのような人を採用しますか」との質問に、「明るいオタク」か「深みのあるミーハー」と答えていた。自分はどちらなら当てはまれるのかなど、自分の人柄を理解しておく。

・メディアの有り方の仮説を立ててみる

▼よかった点
 たくさんの先輩や社会人の方が来てくださったので、色々なアドバイスをいただけました。一貫して言われたのは、私たちの考えがまだ『好き』で止まってしまっていることです。社会人として必要とされているのはファンではなくて、商品をどうやって売り出すのか考えられること。このまま私たちがファンのままにならないように、「もっとこうしたら」の気持ちを持っていくべきだと思います。
 自分の番でなくても、フィードバックを聞いていると自分にも共通する部分ばかりでした。そうかそうかと新発見ばかりでとても刺激になりました。