【日付】5月31日
【講師】元キー局アナ

【授業内容】
〔発声練習〕
発声練習をする際に気を付けること、コツを学んだ。
〔リポート〕
「1分から1分30秒」でリポートをするというもの。2、3人の男女混合ペアで、物事をまとめて相手に話すことに挑戦した。取材の時間が30分与えられ、学校外に行くのも可。何を使っても良かった。条件にそれほど縛りはなく、おもしろく工夫するよう指示があった。気を付ける点は、「具体的に」「一文を短く」「語尾上げはNG」「ら抜き言葉はNG」などだ。講師の方がアナウンサーとして意識していたことを列挙してくださった。

まず、提案会議を各グループで行った。テーマとして《伝えたいこと》をいくつか挙げた。次に、30分程取材をし、その後20分程で原稿を作成し、先生に見ていただいた。先生が「構成」など、より質の高いリポートとなるように指示を出してくださった。
各グループの原稿が出来上がり、発表が始まった。16班全て《伝えたいこと》も異なり、伝え方への工夫も様々だった。お互いに指摘し合い、先生と私たち皆で、発表した班のリポートについて考えた。

【授業内容で良かった点】
 発声練習をして、発声について教えもらうことが授業ではなかったので良かった。平日の発声練習に参加するようになった2年生もいるが、何を気を付けたら良いのかわからないままだったので、とても参考になった。
 発表の前段階で何度か、先生に指摘をもらうことができたので、どのグループもその過程で様々な勉強ができた。いつもは発表後にもらう意見を、発表前にもらうことができたので、質を上げることができたと思う。

 リポートの取材も、自ら足を動かし、他人に話を聞きにいく積極性がどの班もあったように感じられた。
 発表に関する感想が、どれも鋭く、そこで出た意見に対して先生と一緒に考えることができたのは良かった。
 授業の開始時と終了時に号令で挨拶をしたのは良かった。講師の先生側の意見はわからないが、生徒としては身が引き締まった。

【授業内容で改善したほうがいいと思った点】
 感想を言う人が限られているので、全員が思ったことを躊躇することなく言える雰囲気作りをしていきたい。また、全員が躊躇わずに言えるようになっていきたい。
 新規で入ってきたメンバーへの配慮をもう少ししていきたい。お互い刺激し合う関係は維持していきたいが、上下の関係にはならないように気を付けるべきだと感じた。
 座席も固定されてきているので、個々がいろんな所に座って、違う場所でいろんな人と仲良くなり、積極的に発言していきたい。
 クラスの中には、マスコミでの進路が明確ではない人もいる。自分の行きたい業界でない講師の先生の授業でも、自分なりの付加価値を見出し、授業を受けていく姿勢をもっていきたい。