7月13日


 某新聞社の記者の方


 授業内容

・事前課題である「3.11以後」という題で小論文を書く。

・3人又は4人1組のグループを作り、一人ずつ小論文を読みフィードバックを行う。

・全員分のフィードバックが終わったら、グループで最もよかったものを一つ選ぶ。また、選んだ理由についてもまとめる。

・各グループの代表が全員の前で発表をし、他の班員が選んだ理由、良かった点を発表する。

・講師の方と全体からの意見と批評を受ける。

・グループの代表にならなかった人も、講師の方に小論文を添削、一人ずつ返却していただいた。


 授業で良かった点

作文、模擬記事、他己紹介文は書いてきたが、小論文は今回が初めてだった。そのため、最初はどう書くのか、作文との違いが何か分からなかった。しかし、事前に講師の方がくださった小論文の書き方のヒントをもとに、小論文がどういったものか、作文との違いを実際に書いてみることで実感することができた。ほかの人の小論文を読むことで「3.11」という一つの題材でも様々なテーマがあり、自分には思いつかない発見もあった。具体的なデータや数値の引用も説得力を持たせるために重要だと学んだ。また、全員の小論文を添削していただき、返却時に指導もしていただいた。こういった機会はとても貴重なため、直接フィードバックを受けることができてよかった。

また、新聞社の入社試験でも作文と同様に小論文が出される社もあるため、今後も練習をしていく必要があると感じた。


 今後の授業への要望

面接練習や、一人で前へ出てプレゼンテーション、スピーチ練習をしたい。こういったものはある程度の慣れが必要だと感じるからだ。いきなりでは緊張してしまったり、自分の考えがうまく伝えられなかったりしてしまう。自分の考えや意見を持っていてもそれを出せずに終わらせないために、人前で話すという練習をしたい。文章を書くということと違い、話している途中で言いたいことが変わってきてしまい、話が分散してしまう人も多い。考えながら話す、ということは以前のディスカッションの授業の時にも難しいと感じた。自分のいいたいことをしっかりと相手に伝えられるよう、このような授業をしたい。