経営学部経営学科 2年 基礎コース Bクラス M,H
(新潟県立新潟江南高校)
「日本人の知らない日本語」
先日、ある書店をプラプラしていた時、ふと目にとまり気になって手に取った本を紹介します。
「日本人の知らない日本語」です。
最近ドラマ化もされてましたね。このての本はよく目にするようになりましたが、あまり気にとめていませんでした。
けれど、この本の表紙がなんとなーく読んでみたいという気にさせました。
どことなくキャッチーなキャラ。
好きです。
内容もまさに目から鱗でした。
日本語学校にいろいろな国から来ている外国人が通い、先生に質問しまくる。という感じなのですが、世界は広いな・・・と。
学校で日本語のテストがあり、あるフランス人が一問しか間違いのない高得点を叩き出します。先生はごく普通にひとつだけピン、あとはみんな○にしてその生徒にテストを返します。するとそのフランス人はすごくショックを受けたようで、
“先生!私はこんなに間違ってしまったのですか!?\(゜ロ\)(/ロ゜)/”
“え?間違いはこのひとつだけよ?”
“しかしこんなにたくさんの○が・・日本では正解は○なのですか?(゜゜)”
“・・・?フランスではどうなの?”
“フランスでは正解はピン、間違いは○です(*_*)。他にゲームなどでも決定は×、キャンセルは○です!”
アメリカ、中国などでもそのような感じらしいです。
そうなんだ・・と!
他にも、“先生!「道」にはなぜ首が使われているのですか?「取る」にはなぜ耳が?!”
など普段日本人はあまり気にすることがないようなことでも外国人は興味深いようです。
ちなみに、道に首が使われている理由は、昔お祓いのために亡くなった身内の首を持って歩き回っていたからで、取るに耳、は、戦争で敵を倒した証として耳をもぎ取ったからだそうです。
“「あと」と「うしろ」の違いは?!” “「こんにちは」は何時から使えるのですか?”
・・・
よく[日本語は世界一難しい言語]などと言われますが、この学校の生徒は一年もすればとても流暢に話せるようになり、様々なトリビアを身につけて卒業していくそうです。
何かを覚えたい!身につけたい!という「意欲」が段違いで、日本人、特に今の大学生などとの決定的な差だな。と感じました。
興味を持ち、追及する。 全てに通ずるものがあるなと・・・
皆さんも機会があったら是非読んでみて下さい。