こんにちは
ではさっそく「攣る」についてのお話をしていきたいと思います。
今回は前回の理論編を踏まえ、実技編と題して予防法、ストレッチ法をご紹介していきます！！
＜予防法＞
筋肉が攣らないようにする為の第一は日頃からの予防が重要になってきます。
①ミネラルをバランス良く摂取する
前回お話したように筋肉が攣る原因の一つがミネラル不足になります。必要なミネラルをバランス良く摂取してミネラル不足を防ぎましょう！
☆マグネシウム
マグネシウムは不足すると生活習慣病のリスクが高まってしまいます。
アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類、ほうれん草、そばなどに多く含まれていますので、お酒のおつまみをナッツにするなど工夫しましょう。
☆カルシウム
骨を作るのに欠かせないカルシウムですが、不足すると高血圧や動脈硬化の原因にもなってしまいます。
牛乳、チーズなどの乳製品、小魚、大豆製品などに皆さんが「カルシウムと言ったらこれ！」というものに多く含まれていてお手軽に入手できる物ばかりなので是非ご賞味ください。
☆ナトリウム
ナトリウムに関しては通常の食生活であれば不足することはまずありません。むしろ過剰摂取は生活習慣病のリスクを上げてしまうので気をつけましょう。そんなナトリウムですが、不足してしまうタイミングがあります。それは大量の発汗です。運動やサウナなどで汗をかいた時には水分以外に塩分も一緒に取るようにしましょう。スポーツドリンクでナトリウムが含まれている物がオススメです。
☆カリウム
こちらもナトリウム同様通常の食生活であれば不足はしません。しかし偏った食事をしてしまうと不足の原因になってしまいますのでバランスの良い食事を心掛けましょう。
※どの栄養にも言えることですが、過剰摂取は逆効果になりますので偏った摂取は気をつけましょう。
②体を冷やさない
体が冷えると血管が収縮し血行不良に陥ります。血行不良は攣る原因になりますので、身体は冷やさないようにしましょう。冬場はしっかり湯船に浸かりふくらはぎをマッサージしてあげましょう。ふくらはぎは第二の心臓とも言われ下半身に降りてきた血液を心臓に戻すポンプの役割があるのでしっかりほぐしておきましょう！
③筋肉の柔軟性をつける
先程お話に出たふくらはぎのように筋肉には血液を全身に循環させるためのポンプ機能としての役割があります。ポンプって伸び縮みすることで物を押し出しますよね？？血管も同じように筋肉の収縮によって血液を送り出すのです。では伸び縮みしやすくするのはどうすれば良いのでしょうか？？そう！ストレッチなのです！！
特にふくらはぎを始めとした下半身のストレッチは重力で下がった血液を上に押し返す上で重要になってきますのでぜひおこなってください！
＜攣った際の対処法＞
では筋肉が攣ってしまった時の対処法をお話しします。
まず攣った状態をお復習いしましょう。攣ると筋肉は異常「収縮」します。簡単に言うと筋肉が縮んでしまうのです。縮んだ物を元に戻すのはどうすればいいのでしょうか？答えは簡単。逆に「伸ばせ」ばいいのです！ってどのように筋肉が縮んでいるのかって中々わからないですよね(汗)
考え方としては筋肉は縮むと真ん中によっていきます。なので真ん中によっていく方向とは逆の方向に伸ばせばいいのです。分かり易く図で説明します。
筋肉が攣るというのはまさに上の図のように筋肉が中心性に縮んでしまう状態です。この状態が長く続く事で筋肉には強いダメージが加わり、その部分にしこりのような硬さが残ってしまいます。そうなってしまうと伸ばすのが激痛になってしまい、足で言えば床に着くことが出来なくなってしまったりするわけです。
そこで足が攣った場合は上の図のように反対に伸ばすことを意識してストレッチをかけてあげましょう！
そして痛みを早く取る・後に残さないポイントが２つあります。
①温めながらストレッチを行う
筋肉を温める事で伸ばしやすくなり、硬さを残さずに改善させることが出来ます。
カイロなど身近な物で温められそうな場合は温めながらストレッチを行うことをお勧めします。
②ゆっくりストレッチを行う。
痛みから咄嗟に伸ばしてしまう事が多いと思いますが、異常収縮した筋を急激に伸ばすと逆に筋繊維を破壊してしまう恐れがあります。
なので最初はゆっくりと力をいれ徐々に強くしていくようなストレッチのかけ方そしましょう。
この二つを意識して対処していきましょう。
いかがでしたか？日頃からの体のケアで「攣る」事は予防できます。当院ではストレッチやセルフケアの指導も行っています。
またカイロプラクティックによって神経伝達を整える事はとても効果があります。
身体のお悩みは湾岸整骨院にお任せください！！
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