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スポーツをする親子のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

今回は前回に引き続きオスグッドのケアをお話していきたいと思います。

 

<オスグッドセルフチェック>

ではまず自分の体の状態を知るためにセルフチェックを行っていきましょう!

やり方は簡単。下の写真のようなスクワットを行ってみましょう。

どうですか??この際に~

痛くてしゃがみ込めない。

バランスを取れないで倒れそうになる。

踵をしっかりつけられない。

姿勢が後ろに傾いている。

どれか一つでも当てはまれば、しっかりストレッチをして予防、ケアをしていった方がよいと考えられます。

 

<オスグッドのケア・予防法>

オスグッドのケアで大事な事は筋肉の柔軟性を高める事です。日々行うことも大事ですが、特に運動前にしっかりストレッチをして柔軟性を高めてから競技を行うことがオスグッド予防になります。また運動後には同じようにストレッチとアイシングをすることも心掛けましょう。

もう一つ心掛けてほしい事、それは無理をしない事です。オスグッドは使い過ぎが原因でなるので、痛みがある状態で無理にプレイをしてしまうと中々改善していきません。しっかり安静にし運動制限をする事も治癒への近道なので、お子さんのプレイしたい気持ちを、親御さんが涙を飲んでストップをかけてあげてくださいね。

 

<オスグッドのストレッチ法>

オスグッドのストレッチを行うことで大事なことは左右しっかり均等に行うことです。

 

☆大腿四頭筋のストレッチ☆

立位または側臥位で行います。

足を持ちふくらはぎをもも裏の方向に曲げていきます。この時にももの全面が突っ張る感じがあれば正解です。立位の時は何かにつかまって行い転倒しないように気をつけましょう。

親御さんが行う場合はお子さんをうつ伏せにして上記と同じように足を曲げていきます。足を曲げる際にお尻が上がらない様にしっかり押さえる事がポイントです。曲げていく途中で若干の抵抗を感じますのでそこから少しだけ力を加えてあげるといいでしょう。

1回60~120秒ほど継続して行い、運動前後はもちろん日常的に行いましょう!

 

☆下肢背側の筋群のストレッチ☆

オスグッドの直接的な原因は上記の大腿四頭筋ですが、実は間接的に大腿四頭筋の緊張を強くする原因があるのです!!それがハムストリングスを始めとする下肢の背側の筋肉達なのです!

背側の筋肉が固くなることで骨盤は後ろ側に引っ張られてしまいます。そうなると前側についている四頭筋は常時伸ばされるようになってしまい結果として脛骨粗面を引っ張ってしまうのです。これはいわゆる「猫背」であり、子供でも多い不良姿勢になります。ゲームやTVでの前かがみ姿勢には気をつけましょう!ゲームは1日1時間!!

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①ハムストリングスのストレッチ

仰向けになりストレッチを行う足を挙上します。この時膝は曲がらない様にしましょう!その状態から足の裏にタオルを巻き、下方に引っ張りストレッチをかけましょう。

また親御さんが行う場合はお子さんを同じように仰向け、足を挙上させストレスをかけていきます。これも四頭筋のストレッチ同様抵抗を感じたところから若干力を入れる形で行っていきましょう。

 

②殿筋のストレッチ

このストレッチは親御さんと協力して行いましょう。

仰向けになり、伸ばしたい方の足を内側にグッと捻るように持っていきます。その状態から親御さんは力を加えてください。抵抗を感じたらその状態を60秒~120秒キープしてあげてください。

 

<オスグッドバンドについて>

ご存じの方も多いと思いますが、オスグッドにはサポーターが有効になります。膝のお皿の下あたりに装着することで脛骨粗面にかかる負担を分散してくれます。

 

ストレッチやサポーターでしっかりケアをして楽しくスポーツを行っていきましょう!

 

湾岸整骨院