こんにちは!

ネット社会のご時世、スマホやPC皆さん利用しますよね?またテレワークなどで普段の何倍もパソコンの前にいる時間が増えた人も多いのではないでしょうか?

そんな時ふと「首や背中が痛いなー」とか「最近目が疲れやすいわぁ~」とか感じてませんか?

そんなあなた・・・・・首のカーブが無くなっているかもしれませんよ!

と言うわけで今回は現代病とも言える「ストレートネック」についてお話したいと思います。

 

<頸椎について>

首は7つの頸椎という骨で構成されています。これは人間に限らずキリンやネズミなど、どんな大きさの哺乳類でも一部を除いて7つの骨で首は保たれているのです。そんな頸椎ですが本来は「( 」のように前方にカーブ生理的前弯)し、重たい頭を支えるのに有利な構造になっています。

<ストレートネックとは?>

あごを出したような姿勢うつむいたような姿勢が続くとアライメントが崩れ、顔が前に前に出てしまいます。先ほどお話したように頸椎は前にカーブしていますから、顔が前に出ると頸椎のカーブはどんどん真っ直ぐになってしまいます。これを「ストレートネック」といいます。そして勘の良い皆さんでしたら気づいたかもしれませんが、上の二つの姿勢・・・まさにスマホやPCを使っているときの姿勢なのです!(驚愕)この姿勢が長期間続くことによりストレートネックは形成され、さまざまな弊害を生むのです。

<ストレートネックの症状>

★首への影響

頸椎の前弯が無くなることで頭の重さを吸収しきれず、首の筋肉や頸椎への負担が大きくなります。また上部の頸椎に負担がかかると自律神経が乱れ、イライラや、不眠、めまい、吐き気といった症状が現れることもあります。

★肩、背中、腰への影響

ストレートネックにより背骨のバランスが崩れ、首以外の部位にも症状が現れます。頭が前方に突出する事で、肩や背中の筋肉は引っ張られ負担がかかります。またスマホを見る姿勢は背中を丸めてしまう姿勢になりますので、腰にかかる負担も大きくなるのです。

★神経痛

頚椎のアライメントが崩れる事で神経根を圧迫し、肩や手に痺れが出ることがあります。またストレートネックによる頚椎への圧迫により椎間板に負担がかかり、椎間板の中にある髄核が外に飛び出してしまうことがあります。この飛び出した髄核が神経を圧迫して神経症状をきたす事をヘルニア(首の場合は頚椎ヘルニア)といいます。

 

ストレートネックについてお話しましたが、軽い症状でも当てはまる人は多くいるのではないのでしょうか?次回はストレートネックの改善方法をご紹介いたします。

湾岸整骨院 エキテン