こんにちは!

最近ぞうきんを絞ったり、ドアノブをあける動作で肘が痛い!ってことありませんか??

それは「テニス肘」と言われる症状です。今回はテニス肘の原因とチェック法をご紹介します。

 

<テニス肘とは?>

テニス肘は正式症状名を「外側上顆炎」といいます。肘の外側には前腕の伸筋群の腱が付着し、主に手首を上げる作用があります。この手首を上げる動作を繰り返し行うことで、腱の付着部である外側上顆にストレスがかかり続け、炎症を起こしてしまいます。この炎症がテニスのバックハンドの動作で起きやすいことからテニス肘と言われています。

またテニス以外でもぞうきんを絞る動作、手のひらを下にして物を持つなどでも発症しやすく、性別、年齢問わず多くみられる症状です。

 

<テニス肘のチェック法>

 

★2人で行う方法

患者は手首を上にあげます。検者は患者の手の甲に自身の手を置き、抵抗を加えるように逆方向に力を加えます。

この時肘の外側に痛みが出た場合検査陽性になります。

さらに指を広げ同じように上から抵抗を加え痛みが出た場合も検査陽性になります。(この場合は総指伸筋の損傷が疑われます)

      

★椅子を使って行う方法

椅子の背もたれを患肢で持ち、そのまま持ち上げます。この際に外側に痛みが出た場合は検査陽性になります。

※椅子がない場合はある程度の重さのもので代用できます!(長短の撓側手根伸筋の損傷が疑われます)

簡単に検査できますので、気になった方は行ってみてください!

次回はテニス肘のストレッチ法を紹介します!

 

湾岸整骨院 エキテン