こんにちは!

 

今年は寒い日が多く、中々ダウンなど防寒具をしまえずにいます・・・。

 

その代わりに関東でも未だ桜が咲き誇っていて嬉しくもありますね!

皆さんもお花見をしに公園などに出向いたのではないでしょうか?

 

さておき今日は、先月の話に引き続いてケガについて書いていこうかと思います。

 

 


 

皆さんはケガをしたときの応急処置《RICE》という言葉をご存じでしょうか?

これは怪我の応急処置として行われる

《Rest》安静,《Icing》冷却,《Conpression》圧迫,《Elevation》挙上,の頭文字から取った言葉です。

このうちの安静はもちろんですが、冷却すると言うことについて皆さんも何となくは行っているかと思います。痛みを落ち着かせるために冷やす。大切なことです。

今回はその冷却についてもう少し掘り下げて行きましょう。

 

 

怪我をして組織の損傷を伴う場合その患部では炎症が発生します。

炎症は、壊れた血管や組織で炎症物質が結びつき活性化され疼痛の増強や、血管の拡張、熱感などを引き起こし多量の出血や、周囲の筋緊張等に繋がります。

 

それらの予防、応急処置として《Icinng》冷却が有用とされ、血管を収縮させ出血を抑え、また細胞の代謝を低下させることで細胞レベルの必要酸素量を抑え二次的な筋肉の過緊張を防止したり炎症物質の活動を抑えまた、神経を麻痺させ疼痛の閾値上昇をさせることで疼痛を抑える効果が期待できます。

こういったアイシングの効果を利用し疼痛を抑えつつ可能な限りのストレッチや関節の運動を与える事で筋や皮膚の拘縮を予防したり損傷部位の早期回復を図ることが出来ます。

これらは自身で行うには負荷が強く逆に痛みを悪化させることがあるので、専門の機関、トレーナーの指示の元で行って下さい。

 

また、過度なアイシングは凍傷を引き起こす可能性も有るので注意が必要です!

必要以上なアイシングを行うと炎症物質の活動と共に細胞を修復する為の活動も低下してしまう恐れがあり、損傷部位の治癒遷延化を招くことも考えなければなりません。

ある程度疼痛が治まって来た場合は冷却と温熱を合わせて行い疼痛を抑えつつ血流を良くし組織の再生を促す治療も有用です。

 

冷却はあくまで応急処置、初期の怪我、炎症が強い場合に有用な手段です。

怪我をした場合は適切な医療機関に掛かり適切な施しを受けましょう!

当整骨院では捻挫、肉離れ等のスポーツ傷害。急性の肩痛、腰痛治療も行っております。

お困りの際は一度お立ち寄りください!


 

湾岸整骨院 エキテン