直交せぬデータ群元に、如何に直交前提とした勾配計算を(完全&厳密)行うか? トリック見落とし注意 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

直交せぬデータ群元に、如何に直交前提とした勾配計算を(完全&厳密)行うか? トリック見落とし注意

FEM等の離散計算は メッシュ依存性(症)が、万年治らぬ持病。それ故に、

設計・幹部筋から評価低い残念的現実。 メッシュ依存なき例も多く、計算分野はそちらを重視。

メッシュ依存原因は、殆ど記載なし。 多くの実用問題は分布鋭敏。メッシュ依存不可避。注意必須。

 

メッシュ依存=離散計算でのトリック的事項が原因。 見落とすと、メッシュ依存理由が、判らず仕舞いで注意。

手品は、タネ仕掛けがあります。 離散計算も一緒で、どこがトリックか言いますと、

直交せぬデータ群元に、直交の差の差のテンソル計算を行う。そこに、騙し的な仕掛けが潜んでいます。

90度でないが、直角とみなしましょう。 そんな雑で適当な手法も多い。非科学的なのが離散計算か?

勉強等頑張っても、うまく行かない事が多い。判り良く記述した教科書があれば違うのですが、殆ど皆無。

『直交(性)』いう用語も、計算分野で重視されず。 聞いた事がない専門家も多いか?

計算機が非力だった昔は逆。モデル化での、メッシュ直交性は、随分重視されましたが。

Xでの偏微分は、Yを定数とみなし実施します。つまりY一定。

理論に疎いと、理論を過信する傾向、 「万能で凄い」 (真面目な純朴人は) 騙される傾向あり。

直交せぬデータ元に、テンソル六成分を計算する難儀さ=早期に見破っておく必要性。後から気付いても対応難。

トリックなしでは無理。そこは記載されてない教科書が多い。 (本当は情報学の書籍にも書いてて欲しい)

直交せぬデータ元に偏微分解く(トリック)手段は、いくつかあり。FEMが一番天才的。差分法は凡人的か?

トリック内容はこちら。天才技だが苦しくもあり。https://ameblo.jp/jishii/entry-12230425993.html

計算の近似基礎で紹介されるテーラー展開式と違っており、テーラー展開=実は使えず? 教科書上は基礎扱い? 

 

一番肝心な基礎事項が未記載。 さして重要でない事が基礎となっている感。 (騙し的とも言える)

騙され注意。 勉学重ね、 問題点・苦しさ、判って来ると、見切って分野去る人も多い印象。

気付いてないベテランも多い。長年海外住まいで現地語上達しない人がいるのと一緒か?

理論は完璧。 V&Vと共に、人材育成。使いこなせば大丈夫、現に普及済。専門家はその見解。

普及いっても専門家以外使えず。メッシュ細かいと、要素が直角に近づく訳でなし…、ですが、

なかなか判ってくれない。 

大体バブル崩壊後の90年代前半。PC普及前。EWS時代が、離散計算全盛。当時は、

軍事除く、世界の計算市場の半分が日本。その後、メッシュ依存等致命的。バブル崩壊後に低迷没落。

回復せず今に至る感。 根本原因は、テンソルが完全に解けない理論(瑕疵ありの際どい線)にあり。

私はそう思います。 が、全般、教育・人材育成で解消、それが専門家の主流的意見。(理論は完璧みたいな) 

ですと、(直交せぬデータから、無理に直交計算を行うが故の)万年直(治)らぬ、メッシュ依存が解消せず×な筈。