朱に交われば何とやら…  ヘボいのが混ざると駄目になる事が多い印象。 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

朱に交われば何とやら…  ヘボいのが混ざると駄目になる事が多い印象。

CAEの場合、モデリングが少々難ありでも、メッシュを細かくしまして、

演算力等で、補えるとラッキーです。現実、そうはうまくいかない予想。

 

車の場合、エンジンも…シャーシもサスも一流的構成。タイヤだけポンコツ

でも大丈夫 とか有得ない。皆揃って技術成立。一つでも欠けるとアウトな印象

一点豪華主義みたいなのも少ない。 そんな個人的な雑感。  車は、

左右、(4駆は前後も)回転差を補う、デフギア、懸架の等速ジョイント等

平凡な日常品も、凄い超絶技術の寄せ集め。それが実用。

技術計算は、超絶の集合まで行ってない? なので人海術が主体か?

 

スパコン構造計算は、全て一流で固めるべく、要素は、私は、

アイソパラメトリック2次要素が望ましい思います。その例ゼロ。そもそも、

HPCレベルの実用大規模構造計算=人工粘性使った(細工)計算一択

他の事例は、ベンチマ-ク用解析モデル使い回しや、(大規模な)簡略モデルの計算だったり

知る限り、パッとモデル完成いう(設計が望む)理想に遠そう ⇒設計では使えず注意

 

技術計算の場合、モデリングが重要。成否はモデル化次第 ⇒それが超難

しかし。 専門家はモデル化は殆どノ-タッチに見えます。問題なし&OKいう事? 

 

幾何の(二階)偏微分、それが解けるモデル必要性=厄介さの原因

計算機が超高速なら三流モデルでも大丈夫 (分野はその路線が強い)

=個人的にないと予想 実現ならかなり超革命ですが

 

三角ポリゴン的モデルで、偏微分が完全に厳密に解けると、それは革命思います。

直交満たさぬデータ元に、直交差分計算は超難。その日は永遠に来ぬ予想。

妥協として、適合格子(昨今流行ませんが)か直交系格子あたりでしょうか?

細かくすれば大丈夫 そんな専門家が多く (そんな問題も多いのかスパコンが活況)

設計支援面は、なかなか道開けぬ現実。 FEMの誤差=離散化誤差 その見解は、

私は×思います。テーラ-展開も、微分の近似計算では基礎になるが、偏微分では怪しい

一階偏微分=直交の差の計算→雑なモデルでOK  (差の差)二階偏微分→雑では苦しい

前者は伝熱解析   後者は、流体や構造や磁場   私周囲は、特に

構造計算がメッシュ品質重要&しかしできず。 そんな事態が多いです。