テーラー展開は、CAE関連書籍に割りと掲載されていますが、3次は精度が悪いいう話
テーラー展開は、CAE関連書籍に割りと掲載されています。
三角関数ですと、X=0近傍は
Sin(X)≒X-X^3/3!+X^5/5!-X^7/7!+X^9/9!…
Cos(X)≒1-X^2/2!+X^4/4!-X^6/6!+X^8/8!…
ググルと出てくるいう。次数が上がる程に精度UP。
F(X)みたいに、変数が一つはOKとして、技術計算は、
幾何空間全域を扱うので、F(X,Y) や F(X,Y,Z) にてどうかが問題。
実は、3次は精度が悪いいう話も聞きます。
やってみたら予想外の結果だった!。
てな事は、技術系は分野問わず良くあります。 メカ分野はそれが多く注意。
CAEの場合、解く問題は F(X,Y) F(X,Y,Z)。 対して、F(X)みたいに、変数一つの例は、
偏微分を扱わず、基礎にならない。 私はそう思いますが。単純化されたものが、
基礎として扱われ、拡張&応用すると問題発生。メカは、その類が多い思います。
例えばエレキは、電圧電流の基礎が実態に近い。対して、メカは実態が複雑です。
その複雑な実態を、丸ごと計算可能になった今日ですが…
理屈そっちのけ気合派が成果を出し、理論派を粉砕。そんな事が実は多い。
試作できる分野ほど、気合派優勢だったりの体質の企業が多い、メカ分野です。
理論そっちのけ派は、ガリガリ試作して、失敗重ねるうちに技術獲得&エースに。
一方、理論派は地味に終始しががち。メカ分野はそんなもので…。
知る範囲、厳しい学風出身者も、(メカでは)地味な傾向。失敗恐れ、大胆さ喪失か?
勿論、市場での失敗は不祥事。試作&実験で失敗重ね仕上げるのがメカですが。
一方で、勘に頼る、切った貼ったでは、良い商品は出来ん訳ですが。
企業が、大学起点に展開されたり、ソフトウェア業や電気電子分野はよくありますが、
メカ全般それも少ないいう。(ロボット等でありますが、機械系は学術との関連は…)
メカ設計分野は、理屈屋・理論屋は粉砕され易く、注意が必要。それを教科書に…
メカは教科書理屈通り行きにくい=3次元を扱い、想定外が起こり易い故と思います。
それに合致した体質に染まるのか、メカ設計は、適当にモサモサ、アホっぽい体質になりがち。
教科書通り=二番煎じ。非常識的アホっぽさが一流の道。エレキ等と体質違いに注意。
特に、理学系出身者に、メカ屋は随分アホに写るのか? 理学系から、メカ設計エ-スに…
その例は少ない思います。
「CAEは理論しっかりしてて大丈夫」 当初、私は、そう思っとりましたがぁ、
実は理論は少々怪しい思います。例えば、幾何の偏微分は、差分法と解法酷似。
故に、差分法同様、メッシュ直交性必須な筈。しかし、教科書に書いてないッ!
「直交」 いう、言葉を知らない技術者も普通。大丈夫なのか!?
FEMの理論万能視する人は多いですが、賢人は見切り、判ってない人が熱心?。
罠に注意! 学問学術分野も、欠点短所、十分紹介する体質に変わるべき思います。
でないと、万能視する勘違い・信頼失墜・実用での事故もあり得る懸念。
多くの問題は、短所無頓着・軽視で発生している事が多い思います。また、
魔法的で便利が当然な昨今、短所克服せぬままの推進=無責任・嘘つき
煽り屋になりかねない危険性注意。私は教訓あり。推進的立場の人は、短所に十分注意。
CAEのみならず、前職で研究所が2度潰れた理由=短所配慮克服、甚だ不十分だったいう。
無責任のレッテルは、研究職も陥り易い罠です。実用は十分な短所克服が不可欠。
メカは、想定外が起こり易く、理論が現実と乖離しがち。理論が当てにならない.
メカ分野独特の特徴も注意。「理論・理屈通り行かん」「やったが出来んゾ?」
アレッ?!そんな筈では… みたいな事態に陥り易く注意。それを教科書に…
(設計は、地震・落下・衝突・事故.・種々の劣化 等 実態不明な想定外の対処次第いう事が多い)
CAEの場合、短所克服の理想・究極は、教育人材テクニック不要。パラドクスめいて、そこも注意、
