大半の)離散化計算に必須なもの ← 偏微分を完全厳密に解く事  如何に実現させるかが問題 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

大半の)離散化計算に必須なもの ← 偏微分を完全厳密に解く事  如何に実現させるかが問題

計算技術は、十分に発展。結果、「流体も構造も、やる事がなくなった

後は、マルチフィジクス」 なんて よくある見解。

「私が行いたい事はマルチフィジクスまでは不用」「なので簡単」 考えがち

支配式が完全に解けるならそうなります。 しかし、現実に、そうは行かない

例えば、メッシュ依存が起こってしまう、痛い問題があります。(他も色々)

構造解析の場合、(簡略や理想モデルでない)現実的モデルで①②を行うのは

超絶厄介ですが、教科書は殆ど触れてなく、注意が必須です。 昨今は

不完全な解法が盛ん。完全に解く事をめざす研究は後退にも見えます。

悪くみれば、問題を隠すため。専門家が動員されてるようにも見える。

ガリガリ頑張って、出来るのは簡単な問題限定。 

出来ても、精度生産性信頼性に問題あり。楽すべく、精度・生産性・堅実性

上げるべく、自動化が出番になる筈。思いますが、その方向に向かってるようにも見えない。

色々方向性に疑問を感じるのは私だけか?

技術が十分開拓され、問題①②が存在しない事になっており、

残る課題はマルチフィジクスであったり、利便でクラウド活用等、盛んですが

万年解消しない問題を、読んでおく必要あり。 解析に限らず、実用上の

現実への適応難=くある話。後で気付く手遅れ注意。解法は、写像変換で、

直角との相対差異を補填する手法しかない筈。

http://ameblo.jp/jishii/archive1-201701.html  リンク先の写像変換式が

誤差の元。解消は、大変難しい点に注意。細かいとOKみたいな、

微妙な記述にも注意。理論=万能と考える、過信は危ない思います。