これで良いか? 間違ってないか? 更に良い方法はないか? 疑問持ちつつ前に進む姿勢が薄いのは残念 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

これで良いか? 間違ってないか? 更に良い方法はないか? 疑問持ちつつ前に進む姿勢が薄いのは残念

技術計算分野に限りませんが、「これでいいのだ」 的価値観に染まると、疑問持たぬまま

古い手法や、間違いを実行してしまう罠あり。!特にメカ分野! べテランが罠に陥り易い

特にメカ分野は独特、理論通り行かない。計算分野がその罠に陥り、ドボンしている可能性。

コンピュータも、未踏粋を除けば、効率化が根本意義。方向性を間違い易い!

テンソルは2階偏微分そのもの。メカ分野の厄介源。メカ分野の諸悪の根源かも

流体の乱流や、時々起こるプリンタ紙詰まりや、音出たり止んだり、妙な再現性乏しい現象や

振動等の不安定現象の元も、全部テンソル。(違ういう意見もありそうですが)

膨大かつ複雑なテンソル分布が妙な挙動を招く。減肉等もですが、メカ現象決める根本は

力学理論上はテンソル。テンソル求め、変形や応力知る事=良い製品に結びつく。

変形等知らぬまま性能向上=ほぼ無理。 しかしそれは、解くのも、解の分析も大変。

分析は変形観察が簡単で堅実 応力等の評価は、応力がテンソルそのもので厄介。

変形では評価できん! 応力でないと駄目だ! 判ってくれん人は沢山います。

変形・変位は偏微分1回  歪や応力は2回。後者が厄介ですが…

応力は6成分で訳判らんのに 力と方向で簡単思っている。 簡単に考える人が、

エースになる上で有利。難しさ複雑さ熟知する人は逆に不利。そんな点もメカ分野はあり。

『こんな俺やったら楽勝やでぇー』 みたい感覚必須。理論知識豊富だと慎重派になり

目標設定にイチャモンつけたりで、難課題から逃れ、エースになる上で不利。

メカは組織全体レベルUPが重要。優秀者が「ダダタッ」進めると、組織レベルUPにならず×。

エース依存はよくある光景。解析等の可視技術で、製品特性判れば、組織全体レベルUP。

エース依存体質からの脱却に有利。理論云々より、メカは可視が一番の勉強。

それ以外の理論学習は…実は…

理論の勉学積み⇒色々知り⇒難しく考える慎重派になりエースになれない 定番でもあり

「そんなん楽勝ですよ」 楽観的過ぎか、技術系の成功者に多い台詞。何とか行ける。

そんな直感で、難しい思ってないいう。 ものにする上での障壁・落し穴は読めてないと、

ドボンします。こちらも参考 htto://ameblo.jp/jishii/day-20141228.html 罠は多く注意で

技術計算の場合、2階偏微分の難しさを読めてない人が多い気配。(大規模は特に)

読んでる人は去ってしまう?

 

計算は、非粘性流や伝熱計算みたいな、テンソル扱わないものは楽勝。(全体の僅か)

メカは、電流電圧みたいに、明確で確定的なものを相手にする分野と違い、厄介です。

(エレキも、突入の過度現象など厄介で、高負荷や接触不良等エレキの厄介事はメカ絡み)

機械工学科は大学院に3割しか進まない。大学院も、物質工学とか、メカから逃れている?

そんな専攻が多いいう。開発現場は、理論派設計エースは意外に少なかったりします。

 

学問として成立しずらく… 理論当てにせず無視(少しは考慮?)、切った貼った猛速実行

馬力型現物合わせ派が有利いう。 (大雑把には) 理論に強いのは理学出身

しかし、理学系からメカ分野エースになる話もあまり聞かない。

採用難ですが、メ-カ-は理学系を大して評価しない傾向。(理学物理系等、昔より工学系と

就職有利さで差が拡大傾向)メカ分野は、工学機械専攻に採用絞る企業が多い。

 

計算機発達。現実的計算ができる今、それが転換できる、理論屋評価UP。その時期到来!

ですが。苦闘的な人×工数努力志向だったり、現実乖離した抽象的計算に終始したり、

実用遠い未踏域に走る  等等で、何故か逆走…   (実用遠い基礎に終始でOK?)

 「だから理屈屋は駄目なんだッ!」 突っ込み来そういう。 

オッサンがそうなるのは自業自得。若手はそうなって欲しくない!計算機能力は十分。

現実的モデルを構築し、テンソルを十分な精度で解けるか? そこに尽きる思うのですが

偏微分不可能なデータ元にした計算は、一階の偏微分は、そこそこタフに行ける気配。

問題は、テンソルや粘性項のような、2階偏微分。

テンソルや粘性項の2階偏微分の高精度計算=計算分野広域で必須。 

テンソルは2階の偏微分。それは変数独立性(直交性)欠く要素・点群で解けるか?

(幾何や空間)変数の独立性なきデータ元に、幾何偏微分計算の精度保障は可能か?

面積体積の精度保証と偏微分のそれは事情が全然違ういう。

円周率計算が事業仕分け当初の意義説明でしたが、そんな認識いうかレベルで大丈夫か?