優秀な民間技術者は、概して、勉学や学術を、上から目線で見て、見切ってる共通性 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

優秀な民間技術者は、概して、勉学や学術を、上から目線で見て、見切ってる共通性

昨今は特に、優秀な、幹部・設計者・民間研究者、学術を、上から目線で見切って見ている。
そんな共通性があります。それくらいで丁度かも。 日常、何かと便利なものに囲まれ
目が肥えて、何かと見る目が厳しいですからね。 甘い見積りは失敗の元。
学術専門書にパラパラ目を通し 「アカンなー」 銭稼ぎ第一視点でそうなるいう。特にメカ分野。

下記図、12が欠落している技術者は、割と普通にいます。 CAEのAEさっぱり それも普通。
理由は、設計支援の概念が、学術に殆どないため。長年やってる生残り組は、設計事情に詳しく
なので設計寄りをお勧めしています。 C重視=メ-カ-ですと最悪は不要社員への道で注意。

(Aはかなり難しく)克服や具現化には、構想力独創力企画実行力が必須。できるアプリ皆無。
保身的で苦闘的。そんなアプリばかりいう。対象が3次元立体なので仕方なし?
便利になった話もありますが、実際そうなのかは条件次第。 どういう条件で便利なのか
モデリングに関しては、明確に書いてなかったり、少々無責任思いますが。
支援技術ですから、勉強教育人材不要化がCAEのA、最大限楽する、逆をやる間違いに注意。
優秀な人が間違いがち。なんてメカ設計筋に読まれています。それを教科書に書くべき。

モデリングは結構難儀。 薄板で裏表絵柄違い、形が異なる複数板の共締め。磁場に多い
ロ-タ-ステ-タ図柄違い空間メッシュ等、見た目簡単でも便利にモデル化できない例は多いです
フィン-パイプの多層的貫通モデルは構築困難なのに、知らず気付かず、毎日説明書睨み、
かつて私は、時間消耗してましたが、「できません」書いてないので気づかない。記載すると瑕疵ありになる?

『進歩しましたので、使いこなせばOK』 よくある論調。 しかし適応困難な分野も多く、
安易な主張、安易な導入は、責任問題すら起こりかねず注意。課題が複雑で対応できない。
設計幹部の要求に到達できない。技術を過信して転職失敗など。リスクも沢山あり。

虚飾粉飾の見栄えプレゼンで、役員や権限持った人に価値大きく見せPR。無責任屋は、
分野問わず、どこにでもいまして、大変困るのですが…

技術的難関やリスク十分説明の上… ですと良いのですが、技術計算はそこをまた間違い易い等…


その分野の専門家の間で、旬なテーマは強調して記述されがち。 一方で、 構造ですと
大事な上記の12は隠蔽? モデリングは大きな課題。  専門家の世界では、解決済&問題なし
何故かそうなってるいう。 「モデル化はたいした問題でない」 そんな扱いが支配的
解析ソフトもモデル化部は後回し。特に学術寄りはその傾向。

例えば流体の場合、
乱流モデルが問題。LESをすべき。大規模計算が必要! ××法やればいい! ○△モデルだ!
勉学の末、得がちな結論。 その通り、予算が組まれ・・・ なんてありそう
「お客様の課題では、非線形マルチフィジクス オプション必須 予算は~」
その通りの場合もありますが、旬なトピックは強調されやすく、
専門家筋が誘導したい課題に誘導いう、そんな事態に陥っていないか注意。 エラそうに、
上から見切って接していれば、突込みどころ満載な、理論提供側の苦しい事情も判明
騙され防止になり、且つ、理解も進む気がします。半分他人事みたいな気楽な視点で
設計側が、解析技術者以上に、色々詳しくなる事も多いです。精度忠実さ等に拘りあり。 
かつ見切ってみている、設計側や幹部筋と、視点が違ってしまうのは問題。十分注意。

「理論は理論 実務・応用は別」 昔はそれで問題なし。 しかし計算機で理論→応用
直結的に結ばれると、便利な反面、理論と現実、両者の差異が判ってないと問題勃発。
連続体近似にて、理論と実際の差異大きい分野、小さい分野 かなりバラバラで注意。
(計算しないと実態との差異が判らない、パラドクスもあり)
合わせ目のモデル化は、姑息なテクニックめいたものも必要。モデル化&設定は随分厄介
(モデル化以外で、メカで問題になる、知られたものは、破壊の概念・定義ですが
弾塑性学の破壊と、現実の破壊は、全然違ういう。パイプや回転シャフトと筐体では
一番最後は少々傷んでもOK。どこまで行けば破壊か?色々でして厄介です)

教科書は(非現実的)基礎に終始。対応できる内容になっていない思います。
ですが、勉強で100%克服できる的な勘違いは多く、騙されに注意。
磁場等は十分理論通り。メカはそうでなくケース次第で色々で厄介です。

実験も同じ。燃費が昨今問題ですが。実験は実験でしかない、計算も計算でしかない。
双方、ルール設定したり理想化させたりの状態。実態と乖離。メカはそんな問題あり。
理想でなく実態実情に合わすべき。そんな論調沢山あり
ルール設定やめたら、測定・解析値ブレまくり不安定化&使えない
解析はちゃんとやれば、安定化可能です。実際の市場では、運転者次第&使われ方次第。 
評価術として安定化させるべく規格&ル-ル設定 → ル-ル規定され限定された条件のみに従う
多様な利用形態に対応できない。その規格化された試験状況を…ソフトウェアで検知
その時はエンジン制御&ディーゼルの排ガスがクリーン なんてまぁ…
走ってない状況検知いう、下らない事でしたっけ? 不正防止で車載NOX計測器に…
理想状態または限定想定でないと何事も安定せず評価術にならない。
(実験も計算も) 多様性伴う実使用状況と違う。

そのパラドクス十分注意 特にメカの安易な解析は、あり得ない実態乖離を招きがちで注意。

ところで、実測燃費同様、CAEも実態乖離したり、解析値安定せずブレても当然&仕方なしです 
とは全然なりませんから念のため注意。それを主張して顰蹙は定番。やってしまう人が多いかも。
評価術は安定的なものが求められます。
車はエンジン単体なら計測安定。その安定的なもの=実使用実態と違う
(実態と異なる)制限条件付きでこそ安定いう矛盾ありですが。
製品は、安定的実測指標元に開発せざるを得ず、安定計測しか知らない技術者は多いです。
パーツ単体だと、大抵は驚くほど実測精度いいですし。

更なる、念のため注意ですが。市場での実態と、実験・理論差は勉強で殆ど補えません。
勉強で解決いう勘違い多いですが… 
 理論に限定しても、幾何の偏微分は勉強しても
精度良く解けない思います
。何かと勉学当てにならない=メカの特徴。
引張り試験機など、真直ぐ引っ張る=実は非現実的 実験も大して当てにならんいうメカ実態
メカ屋は割と判ってて部外者が判ってない? 部外者から見ると、メカ屋がやってる事は
トンテンカンテン アホっぽいのですが、(出鱈目にバット振る事も、メカでは時には必要
アホさ加減に飽きれ、退職する人も多い)
その改善は、簡単でなく、安易な計算は要注意
メカ設計は王道はなく、強いて言えば良く見て観察が王道&CAEはその支援。 
昨今、良く見て観察できない分野で、不祥事が多々勃発している印象