WinPCでの総合的本格構造パッケージソルバー MTUエアロエンジンズが完成させる想定外 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

WinPCでの総合的本格構造パッケージソルバー MTUエアロエンジンズが完成させる想定外

昨日は、!WinPCで大規模構造計算できる! いう事で、CalculixYahooユーザグループ
有志の方がオブジェクトUP。 大規模計算報告(第一号) 実施した私のみがハイテンションいう
WinPC担当はbConverged そこのJeffが最近活動形跡見えず、 Linuxは2.8で WinPCは2.7のまま
それが旧版2.6より倍以上遅く、聞くと、トラブッってコンパイルのオプティマイズオプション
全部外したとか。その出来悪い2.7のまま半年放置。 そんな状況下の嬉しい出来事。
有志筋からWin版提供でして、昨今Calculixに見られる、Linux重視&Win軽視 その懸念は続行中

インテルのソルバーか何かで、WinPC-SPOOLES制限突破を、ユーザー会ではエラー画像 
Jeffと開発元締Guidoに、大規模モデル共々要望出し… アチラはLinuxですべき的雰囲気
WinPC=初心者・勉強苦手人向け 昨今は Linux&インテルMKLソルバーが旬ネタ、それが
RedHatやUbuntuやら色々トラブルだらけ 回避策情報行き交い、勉強気分いう無駄が…
難解Linuxで喜ぶ 効率化阻止で複雑な規則好んだ、江戸職人的残念状況
(欧州は、車は今もマニュアル式ミッション車が主流、簡単&効率化を優先せず、変わってますが)
明白なWinPC軽視。頼みの綱、Jeffに身が入ってなく、期待できん状況が、延々続いてましたが…
Calculix2.8 Linux版サイトにある、拡張された最新Spoolesが活路になったいう。
Spoolesは進化しない筈 なんて思っていたので意外でした。

Adventure FrontISTR Code-Aster Calculix
現在有力なのは、私が知るのは上の4つ 最初の2つは国の公的機関
Code-Asterスポンサーは、確か同じく公的機関の原子力公社  Calculixは、
大手っぽいですが、MTUエアロエンジンズいう、日本で無名な航空系民間企業です
売上27億ユーロ=3500億円強 大手は大手ですが… 大変失礼ですが4つの中では最弱小 
米国ですと NASTRAN DYNA ParaView 等を作った名門公的機関があり
いくつかソースコードは公開されていますが…。 昨今のWinPCで使える、
(静解析だけでなく非線形・振動等もカバーした総合的)パッケージを、公的研究機関でもない
CAEパッケージ開発と縁薄そうな、欧州の一民間企業が開発。 想定外的な気がします
航空メーカーなので、縁・結付きは強いのでしょうが…

シェル 104,023  ソリッド 452,568  合計要素数 556,591
節点数 821,926  メモリー食いですが、その構造計算が 32GBのWinPCにて完了

メモリー食いについて、聞く話では、市販有償ソフトで、もっと食うものもあり
タダだから駄目で有償は優秀いう そうでもない実情があります

『GPLなんて 保証もサポートもないし ダメダメ』 それはそうですが
解ければ何でもOKいう そんな需要・用途も沢山あります。需要の大半は
フロントエンド被さった、CAD連動パッケージですが。 私のように違う需要もあり。
 
Calculixの弱点は、シェル要素が8節点で変則な事 
シェルが8節点なので第一印象は悪いのですが、それ以外は、オーソドックスな正統派です

シェルは昨今需要減退、恐らく治らない予想
こちらは4節点シェルを8節点シェルに改変利用 サンプルはそうなっています
(要素コピー,shellshell12345678,,sall…) 二次要素効果か、しなやかで、良い結果が出ます
Calculixシェル要素は、表8点裏8点(中間4点?)にて計算みたいな 凄い仕様ですが