技術確立せず 再スタート CAE の悪いサイクルに注意 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

技術確立せず 再スタート CAE の悪いサイクルに注意

技術計算は、ソフト ハード 人への投資が必要で、経済の好不況の波や
世間の技術情勢等の影響を受けまして…  割と投資に波がある話も聞きます

張り切って)スタート ⇒ うまく行かず挫折 ⇒ またスタート

それを、延々繰り返す そんな悪い流れもあるように見受けます
↓こうならぬよう… 技術が受け継がれず リセット再スタートを繰返す 悪いサイクル

CAE自体が、個人のレベルアップが狙い、
組織のツールいう そんな概念は希薄なものも多く、
サイクルができてしまうのは 仕方なしなのでしょうか?

「景気が良ければ…」  なんて業界人からよく聞いた気がしますが…
コンピュータを、最大限有効に使っての 設計力・生産性向上がCAE
私は、人に代わってコンピュータが、スクリプトで ホイホイと実施
『不景気こそ歓迎』 そんなCAEを目指していますが 全般、解析業は
人×工数 志向  故に景気に左右されがち  それは、技術が定着しない要因でもあり
簡単・便利・堅実 そこが本来望まれる線で その具現化が技術者の役割  現実は逆走で、
(悪しき)専門家による 悪影響に染まり 毒が回ってる感ありあり  良い専門家が増えて欲しいですが…

数学・物理苦手・ミスも多い・コンピュータが苦手
メカ分野エース級は多忙暇なし数学PC不得意人が多い (得意な人は難課題から逃げる傾向)
そんな状況にある、解析者のため スクリプトでのCAEを私は行っていますが
昨今は、GPL系・オープンソース系も増えて
特に構造解析は、(データ出力部分で)スクリプトが活用できれば、
それに合致させた、入力ファイル作成も可能で ソルバー選択肢が、増えます  ところで…

CAE技術者も 簡単化・便利化・堅実化 肝心課題を避け 好都合な未踏分野等に行く傾向あり 
出来ない理由等を色々並べ、現場が望む肝心な課題を避け、専門域内での課題にのみ注力 また…
日本に合わない 欧米規格を持込み 利権拡大を仕掛ける専門家もいます
分野問わず 専門家の特徴、なので、染まってしまった秀才=使えん
いう事らしいですが  部外者は日頃から、便利なものに囲まれ、魔法的なもの=当然
思ってますし、 営利企業の解析技術者は大変です (理解ある恵まれた大手を除く)

ところで、スパコンいうかコンピュータは
データマイニング 経路探索 抽出処理といった事が得意 幾何偏微分計算は労多くして…
スパコンはデータ分析用途に成果が遍在気味 データをGenerateする計算は、モデル化と結果処理が大変で、不得意です