CAEに限りませんが 成功するとジレンマに陥りやすいいう | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

CAEに限りませんが 成功するとジレンマに陥りやすいいう

勝組=抵抗勢力になりがち 罠といえます ブラウン管時代の勝組は、液晶を売りにくい
CD・DVDの勝組は、iPODみたいなのが売れると困る
車も 電気自動車実現なら 駆動系がコンパクト化して
既存勢力は苦しくなる そんな話がありますが 今のところ、全然そうなっていませんが

勝組が抵抗勢力に… その罠は 人にもあてはまり 優秀頭脳を 高付加価値生むべく
イノベーション方面に生かせば 国も発展ですが そうならず 勝組は 抵抗保身勢力に…
現実は) そうなりがち…  やっている事は、魔法には遠い、低付加価値だったり…
例えば 薬のネット販売自由化を巡り ネット企業側 ⇔ 薬剤師側 エリートは守る側抵抗側です
記者クラブや役所組織など エリートが守りの牙城築くケースは多く
革新起こすべき優秀人が、守る側・抵抗側になる、その図式は、社内でも意外に起こりやすいです



CAEは 恐らく  工学分野は、ニーズとして大きいのは、簡単&便利 
しかし 難解なもの スパコンのように、大仕掛けな未踏分野探求
そんな志向が、目立つよう見えます

日常使える 魔法的&便利なものを目指さず 『 明日の日本のため 』 
等の大儀で 非実用に走る よくある事ですが 抵抗勢力の道にならぬよう注意

コンピュータ本来意義たる簡単&便利&堅実  そんな魔法的なものを、あまり目指さない
一方で、未踏分野はガンガン強化 (巨額税金投入)  不自然に見える気もします
特に CAEの大規模モデルが 精度はそうは冴えない テトラ要素だったりしますと
「なら 別に、大規模でなくってイイじゃんない?」 なんて私は思っちゃいますが…
六面体・四辺形 2次アイソパラメトリック要素が最強精度思いますが、事例皆無いう不思議

一方でお隣 韓国は、ソフト重視に見えます
アプリケーション開発 自治体業務の自動化等 便利化志向 実用志向
 
民間だと LINE  弥生会計買収 など しっかりしてるよう見えます
著名なCAEソフトも いくつかありますが…

実用(簡単便利)めざすか? 非実用を(未踏研究)めざすか? 前者は研究者の仕事にあらず??


CAD等に組込まれ 簡単化は十分! そんな訳でもない筈  (簡単な問題は簡単ですが)
簡単に計算できると 専門家不要  CAE技術者自体、ジレンマに陥り…
なので難解志向 そんな目でみられがちです 
(前職の私は 簡単化 & 数学物理苦手人も 解析できるようにと 
探すと それを実施してる事例が 近い業種で、見つかったり…)


専門家ほど難解志向 簡単化方面は 情報が希薄
思想発想が欧米流で理解しずらく 契約とか何かと日本流でない 
なので、金が飛んでく その割に 成果出すのは、大変だったりします
日本に合った方向性も十分可能思いますが、欧米流=素晴らしい 専門家ほど染まる傾向で 逆走…
逆走さえなければ、大変良い技術と思いますので 日本的な線を行く専門家が増えて欲しいですが

簡単自動堅実 それは 自分で自分を不要化する破壊行為 
それをしないと便利にならない やったら不要化  ジレンマ・パラドクスに注意
便利なものは プロが使っても便利で   研究志向⇔簡単志向 そんな訳でもなく
研究分野も 簡単堅実は、必要と思いますが