設計支援ソフトは田舎発こそ本流 !?    事業所の近隣発=ミスマッチは少ない | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

設計支援ソフトは田舎発こそ本流 !?    事業所の近隣発=ミスマッチは少ない

兵庫県の明石市いう(前職の近所) 割と便利で、大して深く考えず、私は そこでやってますが
例えば米国ですと CAEソフトは ボストンやミシガン等 工業地の立地が多いです
ソフトウェア業が盛んな、米国の西海岸方面は、(意外に)民間CAEは少なく、
政府系が多い気がします

プチ田舎的な 設計屋に近い立地のソフトが、設計側ニーズを
よく理解して、一番良いのでないか?!
 
勝手にそう考えてますが
海外はその傾向が強く (ソフト業やIT業が弱いとされる) ドイツなどに沢山あります

日本ですと、バックに自動車産業があり、浜松は、大手の3D系の企業があります
京都の、電子機器メーカーが販売している、磁場ソフトも、価格&操作性で、割と有名
メーカの事を良く理解しているのは、メーカ拠点発 または、近所発 
メーカーの事業所は田舎に多い

最近は、大学・研究機関など、官に頼る世界的傾向ですが
官発は、稼動プラットフォームは、Linux想定等  民間と流儀は、異なります
LINUXは、基本命令も基礎ファイル構成も頻繁に変化 設定は大変、


官発は研究主体、利便性・工数や投資最小化等はやや後退 注意も必要
数学物理コンピュータ(エース設計者は意外と苦手) 
苦手者への対応  日本だと 文字大きめ等 老眼対応も必要かも知れません
  
最大の生産性やアウトプットが求められる、余裕ない(ブラック的)体質では 
思想・流儀等が、使い手→←供給側 双方一致せず ミスマッチ 
そんなアプリを使うと 酷い場合、使って逆効果もありあり (最悪の場合は責任問題が発生)

そこらに手を打った (その国の技術者の) 事情・ニーズ・文化・発想に合ったCAEは、
世界的には、メーカー事業所の近隣に多いです

(海外事情はともかく 日本流で良いのでは? そんなブログ趣旨ですが…)


「老眼はともかく 勉強せん人の配慮は、おかしい」 思う若手の方は結構いるかも知れません
メカ分野のエース級は、要領良く速く仕事をこなし 最小(勉強)努力&最大成果型も多く、
なので、学力と反比例的な面もあったりします。 (高収益企業に多いかも)
その点 メーカに近いところから出たソフトは、発想・思想は 日本的です
時間・工数削減 効率化重視 違う社風だと違うかも

日本の場合、そもそもCAE業が 海外ソフトの輸入代理店だったり 
CAE企業の事業理念も、ソフト開発でなく 人材育成等だったり、私は現状況に不満ですが
欧州自動車業周辺に多い、アプリ開発型CAE業は、全般少ないでしょうか? ちょい残念


ところで、国産&官発だとソースも公開  そして、学術用途に合致しており 活用されているか?
いうと、そうでもない点が 問題と思いますが 著名で信用もある海外製を選択いう