拘束箇所の応力は メッシュ細かい ⇒ 発散 っぽい様子 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

拘束箇所の応力は メッシュ細かい ⇒ 発散 っぽい様子

長い角材の片側は、 面をすべて、UX=UY=UZ=0 としています
もう片側は、先端下辺に、荷重1を与えています 節点荷重 F=1/一辺の節点数

垂直方向の変位を、塗り分けた図 UY=-0.019 一定のようです
変位表示が、有効数値2桁 もう少し桁数が欲しいところ 
変形&塗分境界は、ほぼ一致
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下図は、拘束箇所の最大応力 メッシュが細かいと、どんどん大きくなりそうです
(短手方向)一辺のメッシュ数 10 20 40 60 (70)に対し
最大応力SX(長手方向成分)  77.8 111.8 141.0 163.0 (172.5)


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実機で ネジ等 拘束(的)箇所が破損する=よくあります
条件設定が、完全拘束の場合 拘束箇所応力は 参照してはいけないようです

実際には UX=0 といった、完全拘束はなく、注意が必要です (完全な直角や平面もなし)
完全なる拘束=起こりえません 教科書に そう書いておいて欲しいですが

構造解析は、メッシュや条件設定に、かなり注意が必要
条件設定とメッシュ依存が 万年解消しない厄介問題