減肉＝CAEで解けない 厄介問題 (軽量化の抜穴減肉ではありません)

耐久に関わるものの多くは、減肉を気にする必要があります
（ＣＡＥでは、抜穴を、減肉と呼ぶ事があります　ここでは　振動腐食摩擦などに起因する減肉です）

腐食・振動・応力・摩擦磨耗　合せ技（又は腐食単独）で、大した応力なしで、短期で壊れます
可動品は、潤滑材が切れて起こったりしますが　
事故の笹子トンネルみたいな土木建築物は、静止/可動の微妙線ですが　振動が減肉を招いた感じ

身の回りでは、ドレン腐食と振動などの複合で減肉　車の排気マフラーとか典型　
給湯器は熱交換器が減肉します　エアコンなど、外に置く外装は、粗悪鉄板ですと錆びて減肉
それを振動などが加速　　半導体化＆エレクトロニクス化で減る傾向ですが、回転つまみなども状況次第で減肉します

コンロ　つまみ　画像検索

プラントとかは、規格に沿ったルール設計主体　実はＣＡＥは大してされていません
減肉が解けないからでないかと予想
『減肉で、予想より速く寿命が来てしまう』　橋脚などの構造物で多く、ＣＡＥで完全には扱えない厄介問題　　
ＣＡＥもマルチフィジクスだスパコンだと、発展的に見えますが、
現実の現象は複雑＆厄介　ＣＡＥで何でも出来る　思わぬよう、注意必須です
複数分野の相互作用を伴う 複雑事象が多いのが、メカ分野です

幾何偏微分がメッシュ依存だったり、減肉が計算できなかったり　色々ある（専門域超えた）不都合を
専門家は述べず、ＣＡＥは万能と　真面目＆純朴な人は思いがち
ケチばかりつけても仕方ありませんが、
教科書や各種の疲労理論を鵜呑みにしたり、魔法＆万能っぽく思込んでしまうと、将来に付回しが来ます