良いモデルで良い解析 そんな当たり前の事は研究にならないッ! | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

良いモデルで良い解析 そんな当たり前の事は研究にならないッ!

CAEは写像変換計算 (偏微分のところは)
(写像変換が良好な)  良いモデルが溢れているべき 思うのですが 
現実真逆 教科書掲載モデルがグチャグチャだったり…それで行ける計算も沢山ありますが…

良いモデルで良い解析 = 当然過ぎて、研究にも何にもならない
良いモデルは、世間や競合に知られたくない
ソルバーはタフさを売りにしたい
作れない!  作成が面倒臭い! (課題次第で逆もあり…)
粗悪メッシュでは×いう 不都合は隠したい?
良いモデルで計算すると CPU負荷減 メモリ消費減 儲からない!? (言い過ぎか!)


無理な問題も多く仕方ない面もありますが  良いモデルは、世間になかなか出ず、注意必要
CAEは応用範囲広範 磁場解析のように、
メッシュ依存度小さくタフな分野の解析は盛ん、そこのデータが目立つ現実にも注意です
そして 適当にそこらにあるモデルを真似て計算&失敗=よくあります

物理量をFとした時 ∂F/∂x ∂F/∂y いかに高精度に出すか? = CAEの難関&重要問題
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本質は分らない 知らない 又は  本質に触れない そんな専門家が大半と思います 公式暗記で十分??
それは、それで良いのですが… 『分らない』 ならば疑義少ない方法やモデル化が安全です
うまく行ってる時は問題なし ですが そうでない時は、メッシュに疑義あると厄介です 
『クサビじゃマズイ』 方向性を扱う物理量計算ですから 理論云々前に 
気付いて良さそうなものですが…  意外に無頓着なベテランが多いです