大規模に拘る その裏に 簡単・小規模計算が合わない事情があります | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

大規模に拘る その裏に 簡単・小規模計算が合わない事情があります

衝突解析であったり、流体などのフルモデル計算であったり、最先端の技術計算を見て
「素晴らしい」
思いがちです  そしてこう考えます
「非線形性強い超大規模計算すら実用になっている CAEは益々有益だ」

実はここに罠があります、その逆の小規模で、手軽なCAE
これが 「現実乖離を招き合わない」     そんな罠に注意です

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時間発展型とは、初期状態(静止状態)からの時間経過後の、形状変化や
物理量分布変化などの変遷を見る解析です 積分計算で求めます


初期状態が簡単に作成できて、流体だと壁面検知したり、構造だと接触などの条件設定は自動設定 
簡単なのです。 一方で静解析は、各場所に緻密な条件設定が必要 意外に難儀です。

簡素な実用計算が実は難しい 

1-膨大な演算(非線形)  2-緻密なモデル化(大規模)  この2つがないと実用に遠くなりがち
そんな事情にも注意です。