第2回 「次世代の子供たちへの啓発活動」
会場 飯田橋ボランティアセンター
参加生徒 小学生18名/延べ人数28名
7月27日、飯田橋ボランティアセンターにて、アイドッグの啓発グループである次世代チーム主催『夏休み・新聞を作ろう!』にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
参加されたお子さん18名、ですが、ほぼ皆さんに保護者と下のお子さんが同行された為、会場は満員となりました。
受付をしながら、新たにテーブルや椅子を運ぶ・・という嬉しい悲鳴です。
monKOHAさんが写してくださった最初のご挨拶の写真。
「この中で、里親になった人いますか?~」っていう質問に応えてくださっている場面です。
千葉市の寅次郎くん、さいたま市の森太郎君を始め、チロちゃん、クリームちゃん、ナッツ(カイト)里親様が足を運んで下さいました。
また、お子さんではありませんが、ポメ♀かりんちゃんの里親様がわざわざ先日のごうくん達の医療費のご支援を持って駆けつけて下さいました。
暖かいお気持ちに感謝します。
里親さんが参加してくださるということは、ワンちゃんが卒業しても尚、ブログを通して応援してくださっているということで、本当に嬉しく思います。
第1部は、私たちの最大の目的である、『犬を飼うって素敵ですか?』の冊子をもとに編集したパワーポイントを使っての勉強の時間。
保護犬について、犬を飼う為に必要な責任や命について、子供たちにもわかるような内容になっています。
皆、真剣に聞いてくださって、保護者の方の中には涙を流される方も複数いらっしゃったそうです。
後ろで見ていた、一時預かり組からのお手伝いのまめちこさんより
メンバーの朗読も、ぴかまるママさんのパワーポイントも、さらなるグレードアップでびっくりでした~。会場の親御さん達も目頭を押さえていましたよ~
と言われて嬉しいデス!
このあと、大人なら、どんな質問にも答えられる、って思っていた私も、子供の言葉で発想された突飛な質問の言葉に、ドッキリ。
「どうしてあんなに汚かったり病気だったりしても里親が見つかるんですか?」
映像の途中で、私たちの保護した子達の、保護当時の写真も見せました。
質問は、確かそんな内容だったと思う。
「それはね。あの姿は、その子の本来の姿じゃないんだよ。
私たちボランティアが、綺麗にしてあげたり、病院に連れていったり、愛情をかけてあげることで、本来あるべき姿を取り戻すので、里親さんも見つかるんですよ。」
↑、一瞬戸惑って答えた内容は、こんなことを伝えたんですが、伝わったかな。
後ろの席には保護犬に関する書籍をご用意。
「どうして犬の顔が嫌いになったからって捨てる人が居るの?」
この質問も、大人にはない質問。
(ちょっと、ぐっとこらえて・・、この子はこういうことを言っているんだと判断)
「それは、犬を飼うときに、命の責任を考えないで簡単に飼ってしまう人がいるから、簡単に捨ててしまうんですよ。」
どの質問も、一瞬、何を言っているのか考えて答えなくてはいけないので大人より難しい(笑)
この子供のストレートな表現がとても新鮮。
第2回は、回答に困ったらぴかまるママさんにも振れるようにマイクを配置して置かなくては
そして新聞作りのスタート
4~5人で一つのテーブルを作り、それぞれどんなテーマの新聞を作るのか考える用紙からスタートして、台紙、選んで切り張りできる資料と写真を数枚用意して各自に配布、
それ以外に使いたい人がいたら使えるように、真ん中にシールやもっと大きな写真などを置きました。
テーマは、保護犬そのものなのか、日本と外国(ドイツなど)の違いなのか、捨てられて殺処分になっている子がいるという事実なのか・・・
犬を飼うって責任がいるんだということなのか
思い思いのテーマを、さくさくと決められる子もいれば、なかなか難しくて誘導しながら作っていく子もいました。
初めから家でどんな新聞を作るのか考えてきた子もいて、脱帽でした。
お母様と一緒に作る子もいれば、全く1人で作っていく子もいて、手が止まってもアドバイスするスタッフがたくさんいて、何とか皆さん、時間内に出来たようですよ。
出来あがりは・・・・本当に皆さん、お上手で、正直、私たちが見本で作った新聞の方が恥ずかしいくらいでした。
ここは女の子チーム
次にもし来られる里親さんのお子さんが居たら、その子の小さめな写真を1枚、持ってくるといいですよ。
「我が家で迎えた保護犬」として、紹介するのもありかなと思った次第でした。
皆さん、これで夏休みの宿題が一つ出来あがったと、喜んでいましたよ。
出来あがった作品の一部紹介。
どの子も最後には、素敵に仕上がっていましたよ~
この日参加したメンバーは、
羊さん、ぴかまるママさん、モカ母さん、ピース母さん、monKOHAさん、まめちこさん、新人のシフォンさんでした。
この後反省会をして、8月10日の第2回目のイベントの時には、もっとよい状態で開催できそうです、
2回目はお部屋を2つとってありますので、更に広く、もう少し参加者を受け入れられそうですので、まだまだお申し込み受け付けています!
お申し込みは aidog.rescue@gmail.com へメールか
または、 080-7898-7495までお電話で
殺処分ゼロや、生体販売をなくすことは私たちの代だけで解決できることではありません。
次世代に受け継いでいかなければいけません。
子供たちに伝える活動は、本当に目だたず地道な活動です。
でもこの活動こそが、とても大事な活動だと思っています。
そしてその活動に芽をつける為に、同時進行で現場の保護活動があり、現場の活動を見て動いて初めて、伝えられるものだと思っています。
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★ご報告★
ご支援、ありがとうございました。
合計 14,218円 うち1万円はかりん里親様
(子ども達の募金、ポストカードの売り上げも入っています)
全額、保護犬の医療費に当てさせていただきます。