第1回『次世代の子供たちへの啓発活動』

会場:ジョンカフェ里親会/葛飾ボランティアセンター共催

参加生徒:中学生10名

 

なかなかご報告ができませんが、設立当初から並行して活動の2本柱にしている『次世代の子供たちへの啓発活動』は、地道に頑張っています。

 

(写真は一部、モカ母さんより拝借しています)


この写真は10月に行われた里親会の前に行われた、『次世代チーム』として初めての公開啓発活動です。

 

里親会のお手伝いと同時に、中学生に向けての啓発活動が実現しました。

 

実はこれ淡々と書いていますが、メンバーにとってはまさに夢に実現の第一歩、小さな第一歩に大きなトキメキを抱きながら行われたんです。

 

アイドッグでは、スタッフ希望が来たらまず、待機中に会の方針をお伝えし、活動始まった時に、たとえ一時預かり希望者にも、この「次世代チーム」の啓発活動」デモンストレーションを1回は見ていただいています。


この日は、中学生のほかにもご父母の方、新人スタッフさんなどにも後ろで見学をしていただいていました。


アイドッグの『次世代の子供たちへの啓発活動』は、東京都で作っている動物愛護読本をもとに、パワーポイントで解説するのと愛護団体ならではのプラスアルファを加えての現状のお話をしています。

 


今回は、第2部の時間を設けて、小学校教員であるぴかまるママさん主催の「動物愛護・命」をテーマにしたワークショップも追加で行いました。

 

中学生の皆さんから、動物の為に何が出来るか、命を大切にするためには、将来動物愛護の活動をしたいなど素晴らしい意見が沢山でました。中には、当会の活動にいつか参加したいという子もいましたよ。

 

「皆さんが高校生になった時に、学校でこのような活動をしてもいいんだよ。

10年後の日本の動物たちを守るのは、皆さんたちなんだから」子供たちへの言葉も弾みます。

 

 

 


子供たちの感想(抜粋)

 

・地域で犬や猫をペットショップで買おうとするのではなく、できるだけ殺処分所に行ってひきとろうと思いました。


・日本は先進国で全ての物事において進んだ技術を持っているのに、捨て犬が特に多いことを知り、少しショックを受けました。私は、この事前講義で習った内容を少しでも多くの人に伝え、捨て犬を減らしていければと思います。


・とてもすばらしい活動だと思います。ぼくも偶然ボランティア活動をする前に犬の殺処分の本を読んで、命の大切さを知り、本当にかわいそうだと思いました。

でもそれをやっているのは人間なので、なんでこんなことをするのかなあと思いました。


・私は野良ネコはたくさん見るけど、野良イヌは見たことないなとずっと思っていました。

その理由が殺処分されていたことだと知り、とてもショックでした。1匹でも多く救われてほしいと思いました。

 

・犬がたくさん殺処分されているということは知っていましたが、やはりその現実はとても悲しかったです。年々減ってきているようですが、まだ救われない命があるので、私たちがこのような活動を広められれば良いと思います。少しでも多くの人に活動だけでも知ってもらいたいと思いました。

 


・私は小さい頃から犬などの動物がとても好きでした。

でも、小学3年生くらいの時、本屋で「捨て犬の殺処分」についての本を読んで、とてもショックを受けました。

だから今回、「捨て犬の殺処分ゼロを目指す活動」の話を聞いて、犬を飼う時は責任を持って最期まで見守ってあげるということや、保護施設に入る以前に、犬の迷子や虐待のない国にすることが必要ということに、とても共感しました。


・私は、このボランティアスクールで、捨て犬殺処分ゼロを目指す活動があることを初めて知りました。

このままでは殺処分されてしまう犬たちを救うことのできる活動があることを知り、私もそんな犬たちを救いたいと強く思いました。


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