2015年1月4日

東京ボランティアセンター(飯田橋)にて

 

第3回「次世代チーム」のミーティングが

ありました。

 

今回の議題は、「次世代の子ども達への

啓発活動」の台本作成その2でした。

 

前回は、ぴかまるママさんが作ってきて

くださったパワーポイントを、パソコン上で

見せていただき、


それをもとにした構想をスタッフの皆さんに

具体的に説明する・・というところまで

行いました。

 


今回の参加者は、お正月始めとあって、

5名でした。

 

 

子供たちにお話しする台本を


私が前もって作り、それをぴかまるママさんに

あらかじめ送っておいたものをもとに


追加でグラフや画像などを用意して

くださいました。

今回は、テーマになる冊子を読み上げた後に

 

作ってきていただいた内容を

実際に大きな画像にすると気がつく諸々。

 

「そこの部分は、画像だけをもっともっと

大きくして」

 

「そこは、文字だけを大きくすることは

できますか?」

 

「画像だけを1枚ものにすることは

できないか・・・」

 

いいものを作ろうと、言うは易しで、其の

都度、手直ししてくださるぴかまるママさん。

 

本当にごめんなさい。

今のところ、ぴかまるママさんなしでは

進みません。


 


 

1時半~5時まで、途中、10分の休憩をはさんで

びっちり、皆、思い思いの感想や、意見を挟んで


よりよいものを作ろうと真剣でした。

とても充実した時間でした。

 

子供たちに向けて、この後するお話の台本も

作って持って行きましたが、


全ての子供対象のものを作ることは

難しく、まずは小学校高学年対象のものを

作ろう、ということになりました。

 

台本には、まとめとして私達が子供たちに

伝えたいこと。

 

1、全国の保健所、センターには命の

期限のある犬猫が収容されていて、殺処分

されている子達がいるということ


2、ペットショップの子犬達は可愛いけれど

その子たちを生んでいる母犬達は

お金の為に何度も痛い思いをして

子犬を産まされた挙句、捨てられている

可能性もある

(全部ということではありません)


3、犬を飼うときは、ペットショップではなく

保護犬から迎えるという選択がある。

(ペットショップで子犬を売っていない外国が

たくさんある)


以上のような話を肉付けしてざっと説明。

 

お預かり中のすみれちゃん

その上で、この活動を通して最後に

時間内で考えてくださった子供たちに

1番伝えたかったこと


「興味を持ってくれた人は、大人になった時に、
私達が伝えたことを引き継いで、

犬がもっと安心して暮らせる世の中を、殺処分の
ない世の中を作っていただけませんか。」


このようなまとめで台本を作りました。


また、構想はさらに広がり、保護者あての

啓発活動のお手紙を用意し、お子さんから

お話を伝えていただく・・・・


その2重の流れも考えています。

最後の子供たちへのお話は、これからも

どんどん進化させていきたいなと思っています。

 


スタッフの皆さんがとてもやる気があるので、

私も毎回、楽しみながら参加できています。

半年前には考えられない展開です。


しかし、「次世代の子供たちへの啓発活動」を

(調べてみたら)、積極的に取り組んでいる

団体があまりないということは、

 

センターで命の期限で頑張っている子を

レスキューすることに比べて、世間に与える

インパクトが少ないのだということがわかります。

 

多分、応援してくださっているご支援者の中にも

ことご支援金に関しては、保護犬の医療費として

使って欲しいのだと理解しています。

 

しかし、この「次世代チーム」の活動も

色々な器具や消耗品(プロジェクターを始め、

パソコンや印刷代など)必要経費が出てきますし、

 

実際に関東地区どこでも遠征となれば、

交通費もかさんできます。

 

このかかってくる経費を全て自前で活動する

となると、きっといつか限界が来ると思うので、

その経費をどうするか。

 

こちらについては、ボランティアセンターや

各自治体、企業の企画する助成金制度に

アタックしたり、

 

他、資金を自分たちで生み出す方法を現在、、

考えています。