7月8日 ミーティング | 日本インド学生会議 公式ブログ

日本インド学生会議 公式ブログ

「学生」という立場を生かした交流を通じて日本・インド両国の相互理解を目的としている団体です。
ブログでは日々の活動の様子をお伝えしていきます。

なんだか、一気に夏ですね。
おととい、家の近くで蛍をみました。
蛍とずっと戯れてたんですが、あれ、光らなくなると正直、ゴキ○リみたいですね。
ビックリました。
さてさて、前回、うっちー(内野)が勉強会についてはアップしてくれたので・・
今回は私が・・・・『現代インドを知るための60章』4章―6章を担当しました。
4章 インドの地形は?文化は?民族は?宗教は・・?
   インドを文化人類的、そして地理的な内容がまとまっている章です。
   
   
ところで、みなさん、インドのイメージってどんなのをお持ちですか。
   
 ここで羅列することもないので、いいませんが、私はインドに2
二回一人旅(中央、北、南、東は行ったはずです。北西も行きました!)を
   しましたが、とにかくもう挙げていければキリがないわけです。
   つまり、カオスなインドなんですが、実はすべての事象に何らかの相関があるのではないか、全部がどこか一本の線で結ばれてる、それがインドなんじゃないか、そんなことが書いてある章です。
まったく内容理解できませんね。すみません。
  
 5章 インド・パキスタンの分裂。
 南アジアのキナ臭さってもしかしたら、インド・パキスタン・中国のカシミール帰属問題が大きいかもしれない、ふとそんなことを思わせてくれる章です。
インドとパキスタンが現在、どのくらい核を持っているか、みなさん御存じですか。
残念ながら、量については定かではなく、私もわからないです。ただ、両者がお互い競い合って、核開発に専念していたのは確かです。それはまさに、お互いの国家のほうが相手よりも優位に立たなければ、自分の国家の正統性を保つことができないからでしょう。かたや世俗国家として誕生したインド、かたやムスリム国家として誕生したパキスタン、相容れない存在として誕生した両者。イデオロギーの問題で、米ソ冷戦みたいですね、なんだか。
難しい問題ですが、それも2000年代に入り、両者が歩みを進め始め相互理解を進め始め、印パにとっても戦争の世紀は終わろうとしています。
 ただ、まだまだ問題は山積みで、つい先日、インド側でムスリムによるテロが発生しました。少なくとも死者が17、負傷者は54人と見積もられています。市民ベースでの歩み寄りもなかなか、難しいかもしれません。ただ、まだ共生の時代は始まったばかり、ゆっくりゆっくり進んでいく。それしか方法はないのかもしれません。
6章 インドの憲法ってどうなってるの?
みなさん日本の憲法の出だしって知ってますか?
なんだかんだ、私も法学部生のはしくれですので、それくらいはわかっています。
「我々、日本国民は~」
英語にすると「We, the Japanese People~」
なんです。ええ、ポケット六法見てます。
これは、インドでも同じなんです。「We, the people of India~」
ビックリです。これはあと、アメリカでも同じらしいですね。
でも、日本はいわゆる、単一民族ですので(これに関しては異議申し立てあるかもしれませんが)、少なからずそう思っているので、人種・民族・国民としてのアイデンティティはほぼ日本に住む人なら同じものを持ち合わせていると思っているのですが、インドはそんなことないですね。ドラヴィダ、アーリア民族、ヒンドゥー、ムスリム教、ヒンディー、ベンガル語etc….日本の何倍も何十倍も「インド人!」っていうアイデンティティの確立の難しい国なわけです。しかし、彼らは「インド人!」というアイデンティティを強く持ち合わせています。
それは憲法の影響も強いのではないかという話をしています。21の言語で形成されている憲法。インドに住む者で識字できるものならだれでも読むことのできるもの。そして、憲法はより良い方へ良い方へ改正され続ける。インドの憲法はまさに生きている。それを強く感じさせられた内容でした。
長くなりましたが、少しでもわかっていただけたなら幸いです。
今夏、ゼミの現地調査でフィリピンに行くため、学生生活で初めて一人旅ができない、そんな夏休みこないだまで憂鬱でしたが、本会議もありわくわくです。本会議まで全力疾走!それでは!!!
                                     
学術局 池田直輝