ふくたん永眠 | 野良にゃんとの毎日(にゃんこの合宿所)

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保護した妊娠猫から産まれた ふくたん、まだ7歳という年齢ですが死亡してしまいました。

10日には私の膝に乗り甘えていましたが、その時点で体重は変わらず特段体調が悪そうな様子は無かったものの・・・

12日のお昼頃、2階でぐったりしているのを見つけた際には背骨が浮き出で極端に軽くなっていた。

 

午後一で受診すると、黄疸が出て血液検査の結果も総じて悪く、血糖値は600。
エコーの結果は胆嚢が酷く炎症を起こしている事と、殆ど何も食べていないと。
エコーの最中に昏睡状態になってしまい、「この状態では手術もステロイドの投薬も出来ない、もう僅かしか保たないと思う」との診断。
どうしたいかと聞かれたけれど、「もうこのまま連れて帰って看取ります」とは言えなかった、まだ7歳だもの。
「苦痛は取ってやって欲しい」と答えた私に、「なんとか今日明日やってみますか」と長時間の管理が必要になる輸液治療をしてくれる事に。

 

いつ「ダメだった」という知らせが来るかとヒヤヒヤしながら治療開始から24時間が経過し、(最低あと24時間は輸液治療が続く、何とか頑張って帰って来て)と、帰って来て即食べられるように療法食の糖コントロールを注文しておこうかとか、血糖値を測定出来る機械を入手したいとか考え探していた。

入院3日目の今日14日10時前、「今亡くなってしまいました」と連絡が。

当初、獣医さんも私も糖尿病からのアシドーシスと思っていたけれど、入院中の諸々検査により糖尿病が原因ではなく脂肪肝からの急性腎不全だと。

保護猫の譲渡時、「猫の脂肪肝は命に危険が及ぶので、3日食べなかったら一旦引き取ります」とお話している。
まさか自分の手元でそれが起こってしまうとは。

ふくたんは健康面でも性格面でも問題はなく手の掛からない子。

1階と2階を好きなように行き来し、好きな時に好きな様に好きな物を食べていた。
口腔に問題が有った訳でもなく、なぜ食べられなかったのか分からない。
食べていなかったとしても1~2日だけれど、体の大きい子だったので影響が大きかったのだと思う。

 

もう少し早く発見していればと後悔ばかり。

高齢の猫達やFIVキャリアの子にはそれなりに目を配っていたけれど、特段問題の無い子故に油断があった事は否めない。

ふくちゃん、ごめんね。