前の記事では、バルセロナで活躍する日本人シェフだったが、
数年前テレビでは、よく各業界で活躍している方々を取り上げていた。
私も食に関心があるので、今回も日本人シェフについて。
和食・中華そしてイタリアン・フランス・スペイン料理等の名立たるシェフ。
その多くのシェフは、幼少期から食に興味を持っており、
母親の料理をまねたりしながら、15~18歳位までには社会に出て修行している。
前回紹介したシェフの家業は大工で、
そこから食の世界に入られたので珍しいケースかもしれない。
西洋料理を目指した方は国内で力をつけたうえで、
(言葉も話せないのに)海外に武者修行に出かける。
当たって砕けろ、の若さのエネルギーだ。
中には海外の日本大使館の専属シェフとして腕を磨いた方も登場されていた。
日本人シェフの特徴は、端的に言えば「繊細さ」と表現していた。
中華は手早さが勝負ととらえているが、西洋料理はソースがメインだという。
最近はそれも変わってきているようだが、
盛り付け、色彩感に現地のシェフは驚くらしい。
和食でも、寿司は中華と並んで世界の常識となっている。
海外で和食の講習会が人気となっているが、
日本人が忘れていた、
健康食(発酵技術・うまみ成分・素材等)の魅力を思い出させてくれる。
体力増強には中華や肉類がまだ良いのであろうが。