空想的野球劇場 -12ページ目

空想的野球劇場

読んだ野球マンガの感想など書いていきたいと思います。

夏の甲子園大会準々決勝の栄光城学園戦。
9回表の栄光城の攻撃から試合終了まで。
そして秋季大会決勝トーナメント準々決勝の栄光城学園戦。
1回表の朋王学園の攻撃中まで。
さらに番外編『先輩達がやってきた』が収録されています。

甲子園大会の栄光城学園戦の決着の付き方はちょっと驚きましたね。
「ひょっとして?」と気付かせるような描写もあって、
「やっぱり!」と思いつつ「そう来るか」と思うような、
コージィ城倉さんらしい試合でした。

今巻では嬉しい1コマもありましたね。
1年生の蟹江に4番ファーストの座をすっかり奪われてしまった野口のプレー描写があったんです。
140ページ上部のコマで走塁中の野口が書き込まれています。
ちょっと気になっていた選手だっただけに、ちょっと嬉しかったですね。
そんなところ見てるのあんただけだよって言われてしまいそうですが・・・。
結構前に入手済みだったのですが、じっくり読む時間がありませんで、今日になってしまいました。

寺田ヒロオさんらしい、正義感溢れる作品ですね。
巻末の梶井純さんのインタビューによると、児童善導主義というらしいです。
今の漫画にはあまり見られないテイストですね。
子供の頃に読んでいた学年誌の漫画を思い出します。

主人公が外野手だというのも、寺田さんの野球通なところがでてますよね。
この時代なら、主人公はほとんど投手でしょうから。
そういえば、スポーツマン金太郎も投手もしますが、基本は外野手でしたね。
寺田ヒロオさんに外野手に対するこだわりがあるんでしょうか?

続きが気になるという作品ではありませんが、この世界に浸っていたくなる、そんな作品でした。
初版が2月23日と結構前に出ていた作品です。
以前、ストーリーピクチャーブックで内容を知っていたこともあって、
いつか読んでみようと思いつつ未読のままでした。

今回読んでみて、ストーリーは分かっていましたので別として、
作画が違うと印象が変わるものだなぁと感じさせられましたね。
優劣ということではないんですけれども。

アニメのほうに設定が合わせてあるので、
細かな設定が原作のMAJORと違うところもあります。
ただ、基本的にはほとんど同じですし、
吾郎が左投げになるエピソードが主ですので、
原作を補完できる内容だと思います。

なんてことを書いてきましたが、
映画をご覧になった方には今更なんでしょうけど・・・・。
田澤拓也さんの小説を原作とした作品です。

今巻は主人公の吉沢和馬が左眼を失明したいきさつ、身の上話を北桜高校野球部員に打ち明けるところから、道後商業との練習試合の4回表、道後商業の攻撃までが収録されています。

これは好みの問題になってくると思うんですが、
この吉沢の身の上話、いまひとつ感情移入できませんでした。
父親のくだりもそうですし、
吉沢が正式なチームに入らなくなった原因となったエピソードについても、
まず、決勝に残るようなチームなら、そんなプレーは起こらないだろうし、
起こるようなチームで決勝に勝ち進んだとすれば、
吉沢に依存しきったチームということになりますよね。
だとすれば、その後の展開がないんじゃないかと思ってしまうんですよね。

まあ、これは先述の通り好みの問題もしくは感覚の問題でしょう。

とにもかくにも試合が始まりました。
次巻では道後商業・五色沼監督の作戦の全貌があきらかになりそうですね。
どこから崩していくのか?次の展開が楽しみです。

それにしても、愛媛県の道後商業の監督で名前が五色沼。
これは松山商業の元監督・一色俊作さんがモデルでしょうか?
はじめての甲子園も早くも6巻目となりました。
6巻目となりましたが・・・・。

いまだに土井中野高校野球部は5人しかメンバーがいません・・・。

このメンバーの集まりの遅さ・・・。

これはアストロ球団以来じゃないですかね。


ライバル(?)の大東海学園が出てくると多少は本格的な野球っぽくなってくれます。
今巻は大東海学園のエピソードが多かったので、試合もありましたし、
野球漫画寄りだったように思います。

それはともかく、野球ギャグ漫画としては面白いんですが。

オタク教師(野球部顧問)のアミ彦がアニメのキャラクターとモニター越しのキスをしようとしているシーンなんかは思わず笑ってしまいます。
二次元相手なのに口からエチケットのためのミント臭がするなんてのは、細かいですが好みの感じなんですよね。

さて、次巻はいよいよ新一年生が入学してくるようです。
果たして9人集まるのかどうか?
あっ!でもエースは女の子だった・・・・。
大丈夫でしょうか。