地方大会3回戦のVS木更津第一高校戦。
8回表・木更津第一攻撃中から試合終了まで。
そして桜高校準決勝までの戦いがダイジェスト形式ではさまり、
準決勝の南房総商戦試合開始までが描かれています。
今巻は淡々と進んだ印象があります。
最大の強敵と思われていた、銚子工業が敗れ、新たなライバルが出現したことも、
なにやら淡々と進行したなぁという感じでしたね。
まあ、こういう淡々と進む部分も必要だと思います。
南房総商は一癖ありそうなチームで、面白そうですし。
さて、今巻で気になったのは、
いよいよこの『復活!!第三野球部』にも、
前作である、『名門!第三野球部』時代の主人公である
檜あすなろが登場してきたことですね。
しかし、これが混乱させてくれます。
あすなろが千葉マリンズに入団して、
1年でマリンズを優勝に導いた代償として、
故障のため引退に追い込まれてしまう。
というところまでは前作といっしょなんです。
ところがここからがいけません。
今巻では、あすなろはこの後すぐに、
アメリカに渡り、右腕を手術し、
野球の指導者になるための勉強をしていて、
そしてその間、第3野球部では十数年の間、
あすなろが帰ってくるときのために、
正式な監督を置かなかったということなんです。
さらに今巻であすなろは、
北北海道の離島の分校である北大地高校へ赴任、
同校を北北海道代表に導いています。
ちょっと待ってくれよと思ったのは
この部分なんですよね。
前作の続編である『上を向いて歩こう』ではあすなろは桜高校の監督に就任しているんです。
じゃあ、『上を向いて歩こう』はこの『復活!!第三野球部』より時系列が後なのではと、
そう考えれば辻褄が合いそうな気がします。
しかし、残念ながらその可能性も消えてしまいました。
新たなライバル・大海高校の監督として、
前作での最大のライバルである桑本聡が登場してしまいましたので。
高校の監督をしているということは、
プロ野球選手としては引退したということだと考えられます。
しかし、『上を向いて歩こう』であすなろが監督時代の教え子、上杉輪がマリンズに入団した際には、
桑本はマリンズのエースとして君臨していました。
つまり、あすなろが桜高校の監督をしている時期と、
桑本の現役時代は間違いなく同時期だということになります。
桑本が引退して大海高校の監督をしているといことは、『上を向いて歩こう』よりも、
時系列が後ということになってしまいます。
むりやり辻褄を合わせるとすれば、
やっぱり『上を向いて歩こう』は『復活!!第三野球部』より時系列が後で、
桑本は一回引退して、あすなろが監督になった頃には復帰していたと、
こう考えるしかありませんね。
うん、そう考えることにしましょう。
細かいことをいえば、千葉が3回戦終了という時期に、
北北海道代表が決まっているというのもおかしいんですけどね。
まあ、これは漫画の世界ということで・・・