今に始まったことではありませんが、
法令遵守と意訳されるコンプラが
企業の中で大きな仕事と張り切る
おじさんサラリーマンが、最近再び
増えたように思います。
課長以上の聖域を持つ大企業に顕著
に増えているようです。
聖域とは管理職の既得権とも言える
ものですが、彼等はここを死守する
ために台頭する若手の仕事を複雑に
して、やる気を削ぐ材料として、
コンプライアンスという体のいい
看板を掲げているようです。
昨今のイノベーションブームや、
国際化の波に乗り遅れるのでは、と
いう危機感を持つ大企業のおじさん
サラリーマンが、上司や役員の受けが
いいコンプラを重要ミッションとして
進言し、オマケにコンプラを徹底する
ことがこれからの柱になる若手を守る
ことにもなる、などと宣うわけです^^;
そういう大企業は一方で円高の波も
あって、事業構造の変革を迫られて
もいるので、経営陣にはコンプラが
比較的腹落ちし易い、という背景も
あります。
本質的な挑戦と改革に不慣れな中高年
のこのような『抵抗』は、社内から
だとわかり難いものです。
でも、是非見識ある若手や経営陣には
この事実に気付いて欲しいものです。
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