政権交代から4ヵ月。
もう4ヵ月とも言えますし、まだ4ヵ月とも言えます。
ボクの感覚では、「まだ」4ヵ月です。
4ヶ月で完璧な政治ができるくらい簡単なんだったら、
誰がやってもできるでしょう?
今さらながらマスコミの集中砲火は呆れますね。
某新聞の広告には「国民の立場で政権を監視し、
物申していくことがミッションだ」と書かれていました。
よく言うよとしか言えません。
4ヵ月しか経っていない政権のあら探しをし、これでもか
とコテンパンに叩いておいてから、誰に聞いてるんだか
よくわからないいい加減な調査で「ほら国民もこんなに
政権に失望してるでしょ」と支持率低下などとネガティブ
情報を流し、それを見た国民がもっと政権を見離していく。
いったい報道は誰の幸せのために存在するものなのか。
支持率をどんどん低下させているのは、あんたらでしょう?
マスコミの皆さん。
民主党が掌を返したように野党時代と言うことが変わって
いると批判されています。
本当に困ったものです。「野党時代にはこう言っていたのに、
政権取ったらこんなこと言ってますよ~~」って、子供の喧嘩
じゃあるまいし、記者もそんな恥ずかしい記事を書くのは
やめたほうがいいです。
そんなの当たり前でしょう。
野党時代は野党時代の役割があったわけです。
政権にたてついて文句言うのが野党の仕事で、それで給料
もらってたわけですから。
その立場になってみないとわからないことはいくらでもあります。
その立場になってみないとわからないことはいくらでもあります。
会社組織でも、この間まで会社の批判をし、「俺が社長だったら
こうする」などと息巻いていた人が、役員になったらその立場の
難しさに戸惑うことは、よくある話です。
ましてや経営のことなんて、経営者にならないとわかりません。
半年1年は助走しても仕方ないでしょう。
そんな時に、出だしがダメだからといってすぐに烙印を押して
交代していたのでは、とてもじゃないが経営にならないです。
「暖かく見守ろう」などと甘いことを言うつもりはないんですが、
せめて事実の報道に徹していただいて、意図的にどんどん油を
注いで炎上させて、悪循環に拍車をかけて意識的に引きずり
落とすのだけは止めてもらいたい。
そんなことはまったく国民のためにならないと思うわけです。