「彼」との再会 ver.3 | 子育て~夜遊び~お仕事

子育て~夜遊び~お仕事

★★★ 訪問いただきありがとうございます ★★★

51歳。ビジネスの裏側。
プライベートなお店情報。
まじめな時事論。社会情報。
多種多様にお届けします。

メールには・・・




< 今日はどうもありがとう。

   僕も久しぶりに遠出をして、いい気分転換に

   なりました。


   ●●さんには、驚く話をしてしまって申し訳

   ないです。

   正直、ご主人を恨んでいたものの、現実的に

   こんなことになるとは思っていなかったので。


   もしかしたらご主人はしばらく戻らないかも

   しれないですね。

   1人でいろいろ考えたいと思います。(男って

   そういうときがあるので・・・)

   

   無事帰宅されたら少しやさしくしてあげて。


   また会いたいので連絡してもいいですか?



   では、おやすみなさい。  >




彼女は「彼」がこの事態を知っているのではないか

と思いました。


でも、「彼」が夫を殺すことも不可能だし、何かをする

にも志望推定時刻には一緒にいたので無理。






「彼」との再会によって、夫は自殺をしたわけではない。


でも、自殺の原因には「彼」が大きく関与している。

でも、その原因の元は夫が大きく関与している。


離婚したいなんて、今までは思わなかった。

でも、「彼」の行為によって彼女夫婦の歯車は間違いなく

大きく狂い始めた。





ずっと好きだった「彼」

憧れだった「彼」

その「彼」に間接的に殺された「夫」




夫の自殺から3ヵ月。

彼女は不覚にも妊娠していました。





”復讐”の卵を自らの身体に植付けられたようでした。



---------------------------------------------------



いやいや、ずいぶん引っ張りましたにひひ



この話、実話で正月に仲間と飲んだときに詳細に聞いたもの。

「彼女」として登場してくる人、この人は知人でした。



当時、ご主人の葬儀に友人と参加もしていました。





あまりの恐怖。

人の執念深さ。

男の嫉妬。

殺意。




雇用環境の悪化の中、労使関係における似たような問題が

頻発しています。

人は感情的になる生き物ですが、総じてその「感情」は一瞬

のものです。

でも、人生を狂わされたとき、「感情」は根付くものです。



気をつけましょう。