北京オリンピックが閉幕しました。
金メダルが9個で、メダルの合計でも25個と、
前回のアテネ五輪よりも下回って終わりました。
このことについて、日本選手団の団長が「よくがんばったが、
世界のレベルがかなり上がった」とコメントしています。
これは誠に素晴らしいコメントです。
「そのまんまじゃないか」と突っ込みたくなります。
「参加することに意義がある」という伝統的なマインドの
間違った解釈を団長自身がしているのでは、話になりません。
「よく頑張った」って、なんじゃそりゃ・・・・。「世界のレベルが
かなり上がった」って・・・・・感心しててどうすんだよ、って。
日本のレベルが上がらない原因考えないと・・・。
日本選手団にとっては、今回の五輪は「大失敗」と受け止める
べきですし、原因をきちんと分析すべきです。
日本のプロ野球が非協力的だったからというせいにしている場合
じゃないですね(笑)
原因を一言で言うなら「すべてにおいて中途半端」ということでしょう。
選手の強化策が中途半端、選手を選ぶ仕組みも中途半端、
監督も人気で選ぶし・・・。
人気で選ぶなら、思い切って欽ちゃんにすればよかったのに・・。
「失敗だった」と率直に認めて、対策を徹底する、という文化が
ないと思います。
それがないと、組織力は高まらないですもんね。
徹底しないのなら、「日本は“人と争うこと”が好きではないので・・」
と言って、いっそ『不参加』がいいんじゃないでしょうか。
以上、辛口コメントでした。