皆さんは自分の初任給を覚えているだろうか?
私は、金融機関で協会の基準ラインがあり各社
横並びということで17.5万円(総合職)だった。
当時は一般職と総合職が明確に分かれていて、
最終学歴によっても給与は分別されていた。
平成4年のことである。
今は都銀も含めみな20万円台の大台に初任給を
上げてきている。
社会保険等を含めれば、企業側にとり相当な負担
のはず。それでも初任給を上げないと採用競争力
において引け目をとる、という認識のようだ。
一方で既存社員の平均年収は上昇していない。
業種によっては下がっている。
要はそれでだけ「入り口」に注目があつまっている
一方で「出口」はさほど注視されていない、という
現実があるのだ。
退職金に関する調べを学生はどれほどしているのか。
一般的に大企業にくらべ、中小企業の報酬は1/3と
いわれている。
(これは生涯給与を参考にしている。)
ただ、大企業データも1部上場や金融機関をいれて
いるので一概に参考になるものではないのだが。
世間で結婚願望のある女性が相手に求める平均的
な年収は600万前後らしい。(週刊誌より)
でも、今独身の男性で年収が600万以上の人は対象
の3.5%もいないらしい。
中には30代後半で300万円台の人もいるらしい。
年収で人は図れないけど、現実的な結婚後の経済
状況を勘案するに無視できない数字なのだろう。
報酬って、一番大事ではないけど徐々に効いてくる
ボディーブローのように人生に影響を及ぼすのだ。