最近ビジネスマンに売れている本で「迷いと決断」という書籍がある。
元ソニーCEOの出井氏による本。
アマゾンの書評でも高い評価を得ているとか。
本屋で探しても結構在庫切れの店が多い。
アマゾンも在庫薄とか。
どんな仕事でも迷いはつきまとうだろう。
でも、その迷いをいつまでも引きずらず、自らの決断で決着をつける
ことは皆ができることではない。
事業では選択と集中という言葉もある。
この意味を現場で本当に理解できたのは35を過ぎて経営に携わって
からのように思う。
退路を断つ。
この言葉もそうだろう。
一見かっこいい響きだが、現実の生活の中で退路を断つのは至難
の技。まして家族や背負うものが大きいとなおのこと。
どんな世界、年代にもこのような言葉が使われるが、本当に自らの
言葉で語っている人は少ないんだな、と思ってしまう今日この頃。