毎朝7時過ぎの小田急線に乗り、通勤している。
8時にはオフィスに到着し、静かな中でジム作業をするための
ここ数年継続している習慣。
朝7時というと結構早朝で電車も空いているだろう、という方も
多いかもしれないが金融機関ご勤務の方を中心に結構人は
いる。
当然座れることはあり得ず、車両によっては結構な混雑。
そんな中、毎朝会う人がいる。
皆さんもそういう人はいるだろう。
当然、個別に面識もなく何も知らないアカノ他人。
でも間違いなく、顔を合わせるその一瞬お互いが意識している。
私はこういう人が2人いる。
1人は20代とおぼしきOL風の女性。
毎日とてもセンスのいい出で立ちで、日経やら書籍を小脇に
抱えている。
入り口の近くにいつも陣取る習慣のようで、私の乗車口に99%
の確率で立っていらっしゃる。
一度、何の恣意もなくご挨拶のつもりで会釈をしたことがある。
先方も軽く微笑み会釈をしてくださった。
この人はきっと「いい人」だ。と自分の中でランクづけた・・・(笑)
もう一人は40代のサラリーマン風男性。
この方は千代田線で出会う方。
毎朝「英語の勉強」をされているらしく、熱心にテキストに赤字を
入れている姿が印象的。
このテキストはたまたま私も使ったことがあり、センテンスごとの
ランクもなんとなく分かる。
この方はこれまでMiddle2という中級の上のランクのようで、私
の想像では商社にご勤務という印象。
その方が最近上級のテキストに変わったことに気づいた。
おーー。結構優秀な方なんだな・・・
もしかして企業派遣留学なのかな。。。
などと勝手な感心と想像が膨らむ。
たまにこういう「習慣化した他人」が突如電車で会わなくなると、
ふと心配になる。
あれ、病気かな??
あれ、転職した??
あれ、引っ越した??
あれ、ノリ口変えた??
あれ、避けてる??(んなわけない・・)
そして、久しぶりにご対面すると何故か安心する。
変な感情だこと・・・。
人は無意識に誰かの存在に依存し、糧にしているのかも
しれないな。。。と感じる一瞬。