男子のテーマ | 子育て~夜遊び~お仕事

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51歳。ビジネスの裏側。
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多種多様にお届けします。

いかにして女性にもてるか。



男子としては永遠のテーマだろう。(?)



時に、数ヶ月前にあるベンチャー企業の役員と呑みに行った

ときの話。

彼は30歳。妻子もちだが一見すると「家庭」の匂いは一切ない。

もちろんというべきか、結婚指輪もしていない。


彼は大学を出て大手都銀に就職。

その後地方支店と本店営業を経て退職。一見いいコースにいた

ように思うが、本人には都銀というかエリートサラリーマン集団

が耐え難いようだった。

自分も世の中では一流の経歴。都銀に就職すればその軍団に

染まることは目に見えていた。

しかし。

彼はその中でも上司に恵まれなかったようで、常に細かい注意と

束縛に一時はノイローゼになったようだ。

シャツの色から、靴や靴下まで上司の干渉は続いた。

私も大手金融機関出身なので、その類の話はわかる。けど、この

手の上司は聞き流すに限る。と思っていたので、彼の話は少々

滑稽にも思えた。


でも、一言だけその上司の言葉で信じがたいものがあった。


「服装や外見を気にしてるやつにろくなやつはいない。

 白いシャツに紺のシングルスーツ、これに最終才女ななびく!!」

と豪語したという。


笑える!

前段の部分はまあ、なくはない話。

しかし、後段の件(くだり)はありえん。

昔の銀行員は両家の才女が嫁ぐ先としてベストだった。今もなくはない

話だろう。けど、”最終的に才女がこの手のリーマンになびくか?”


彼はこの台詞で退職を決意したようだ。


今の彼はその反動のように実にサラリーマンらしくない格好。

センスがいいので悪くはないのだが、顧客先が大手ゼネコンだったり

それこそ銀行だと結構びっくりされるらしい。

私も人のことは言えないが、「仕事着」というのはその人の働き方を

あらわすと考えている。


p
ダサいよりセンスのいいほうがいい。当たり前。

小汚いより、清潔感のあるほうがいい。当たり前。

安物より、質のいいものを纏う方がいい。当たり前。


1つ1つは当たり前でも、このバランスが悪いといいものも良く見えない。


彼は常に「女性」の視線を意識しているという、自意識過剰ではない。

ただ、いつまでも「男性」として行動したい、といっていた。


そもそも、個人的には40代の方でも50代の方でも男から見て惚れ惚れ

する人は多い。

その人の「醸しだすもの」がかっこいい場合が多い。


意識と行動で人は変わる。

すべてのことに共通する神通力だろう。