週末の土曜早朝より日曜の午後まで、全社営業部門における
合宿研修があった。
内容は第一Q振返り及び予実差異分析と第二Q以降に向けた
営業施策及び組織施策。
世の中の営業部門研修と違い、当社の場合営業部門1人1人
の実績が全社業績に大きく影響する。もちろん各人の営業予算
が大きいのは事実、しかし全員が当事者意識をもって事に臨む
ことが他社以上に求められている。
土曜は第一Qにおける振返りだが、やはり当社の場合営業マン
がどうも「数字」に弱いことを改めて感じた。
営業というのは数字に強いという先入観があり、当社に来てから
この現実にわたしは相当戸惑った。経営サイドの発信が悪いのか
営業マン自身の意識の問題なのか?
答えは両方。しかし、社会人として意識してみるべき自分の会社
の経営指標についても希薄な部分というのは圧倒的に俗人的な
欠陥としかいいようがない。悪意がないのはもちろんだが無関心
というのはより「悪」だ。
IPOを目指す、などというのは誰でもいえる。
ましてここ数年の新興企業の上場指数は飛躍的に伸びている中、
志をもつのは当然かもしれない。しかし、「市場」は甘くない。
人様の資金を活用した「間接金融」市場を利用するには本当の
意味での「自立」と「自制」、そして「進歩」を追及される。
初日の夜は食事をしながらの座談会形式だったが、個人個人の
視点や想いというのは決して低くない。むしろ素直に事業を広める
「志」は持っているほうだ、後は足元をよく自分で照らし、常に前に
足をすすめる努力と勇気があれば決して業界のマーケットに新風
を吹き込み「事業化」するのは夢ではない。
経営と連携しながらメンバー1人1人が「当事者意識」をもつこと。
これがなによりも当社社員に求められることが認識された研修
だった。
研修の成果は「翌日からの行動」変化。
是非、1歩足を踏み出して欲しい。