カタツムリ。
カタツムリの雌と雄には双方に子供を産む
機能がある。
この珍しい機能を「雌雄同体」という。
なぜこのような機能をもったのか。
ここには実にメルヘンな話がる。
ご存知のようにカタツムリは非常にゆっくり
とした行動をとる。
敵から身を守るにも非常に不利なわけだ。
そこで神様がどちらかが敵の犠牲になっても
片方が子孫を残せるように、と特別に与えた
「贈り物」らしい。
交尾をしたあと2匹は二度と会うことはない
という。
その名残惜しさが、足跡にのこる「涙」の雫
になるのだという。
なんとせつない話だろう・・・。
人間世界も最近では両親が絶対に2人そろって
誕生を迎えるとは限らない。
そんなとき、人間はどんな軌跡を残すのだろう。