ライブドアとの事業提携で一躍時のヒトとなったUSENの
宇野社長。
最近の週刊誌の広告に宇野氏の記事が多く目につく。
内容は過去のゴシップや女性関係などの記事。
日本人の特性なのか、マスコミの修正なのか露出の多く
なった民間人や有名人にはかならずこの手の追いかけ
記事が出る。
宇野社長とは10年ほどまえに4年ほど一緒に仕事をした。
もちろん、当時はこんな有名人ではなく人材ビジネスを
展開する一企業の社長だった。
ご本人もこのようなマスコミの好き勝手な記事は想定内
だろうが、家族はいやな思いをしているだろう。
奥さんや子供さんも居て、普段は仕事に忙殺されて一緒
に過ごす時間も少ないと思うが決して家族を省みない人
ではなかったように思う。
I社の鎌田氏やサイバーの藤田氏も宇野氏とはずっと一緒
に仕事をしてきた人。
楽天球団の島田社長もその一人。
たまたまかもしれないが、10年前に仕事を共にしていた人
がかくも有名人になるとは想像もしていなかった。
時代もそんな時代ではなかった。
事業や経営はすべてリスク管理。
このような言葉を当時聞いた。
最近になり、この言葉の重みを感じるようになった。
今回の事業提携も宇野氏個人の支出ばかりがクローズアップ
されるが、それ以前の事業戦略やその後の「最悪」の事態も
想定しながらの決断であろう。