福田和子受刑者が入院先の病院で死亡したらしい。
死因は脳梗塞。
この事件は、「ホステス殺し」として大々的に報道され15年にわたり
整形を繰り返した後、時効直前に逮捕された。
人を殺め、逃げ回り、いろんな人の気持ちを踏みにじった。
こういう人にはやはり天罰がくだるのだと思ってしまう。
無期懲役の判決だったので、監獄で牢死する前には出所できたはず
だが、神様はそうはさせなかった、ということであろう・・・。
私の大学時代の後輩に警察官がいる、33歳で現在は警部補として
刑事課に勤務しているらしい。
警察官も人事異動の多い世界で、2年に一度は動くのでは?
その彼も、機動捜査隊、警務課、空港警備など様々な部署で勤務を
続けている、その中でも興味深いのが、警察では半年に1回ほど
署員の預金口座チェックが行われるらしい。
私人名義の口座すべての通帳を上司に提出する。
目的は不祥事防止だろうが、プライベートもあったものではない。
国家公務員なのでしょうがないのかもしれないが、ちょっとした●十万
の資金の出入りにも気を使うらしい。
大変そう。
その彼から聞いた話で、警察の世界のある意味「サラリーマン」組織
に驚く事が多い。
上司により昇進昇格が大きく左右されることもそう。
違反検挙ノルマ設定のクリアにしてもそう。
署内の力関係による派閥入信にしても・・・
とにかく、彼等は自分達の署、組織のことを自嘲の意味もあり「会社」
と呼ぶらしい。
居酒屋などで会話をしやすいメリットもあるようだが。
その「会社」では、通常の会社よりも絶対的な上下関係(階級)と命令
がある。年齢に関係なく、巡査に始まり、警視正(一般の所轄のMax)
に至るまで、予算権限も含めきれいに縦割りされていて、昇進試験の
場面でも派閥抗争に巻き込まれる事もあるそうだ。
33歳で警部補というのは、大卒の中でもそこそこ昇進の早い優秀な
方らしい。
ちなみに彼曰く「今僕が殉死すれば二階級特進で警視正での遺族
年金ほか補償の扱いになるんですよ・・・」という決まりもあるらしい。
死んでまで特進したくはないだろうが・・・。
いやはや犯罪が増加の一途をたどる中、大変なお仕事です。