雲行きの怪しい中、娘をつれて吉祥寺にある「井の頭公園」
に行った。
お魚への餌やりから、ボートまで一通りの遊戯を楽しみ、
森林浴のごとく園内を散策。
ちょうどいい風が木々を吹き抜け、初夏にはちょっと肌寒いが
とても気持ちのいい時間。
出口に向かう途中にジャグリングなどをやる大道芸人さんが
いた。
年のころは27-8歳。
端正な顔立ちをした芸人さん。
ワザも上手で結構なひとだかり。
でも。
最近、東京の施策で大道芸を保護するような動きがあるのか
いたるところで大道芸がある。
どれも人だかり、というわけではない。
そう。
技以上に「口」のうまい芸人さんのところが人と笑い声と小銭
が多い。
どんな世界もそうだが、技術だけが秀でていても大して成果は
でない。
コミュニケーション能力やその場の空気や間を読むことができる、
これが結果としては優位にたつ。
娘のような小さいコでも、比較検討して彼の場所に戻ろうとする。
こういう場でもビジネスに直結する技を盗むことができるもんだ。
帰りには公園入り口にある「鳥良」を脇にみて、少しうえにある
「いせや」という焼き鳥やで一杯。
娘がモツ煮を結構好きなことが分かった。
収穫。