久しぶりに買った本をその日に読破した。
東野圭吾著
「さまよう刀」
という本だ。
新刊で本屋の入り口に山積みになっているので
見つけやく、この人の本は相当読んでいるので
新しいのは大体購入している。
内容は一人娘を少年らに拉致、監禁、輪姦され、
挙句の果てに薬を打たれて殺される。
父親がその復讐に犯人を殺していく、という内容。
少年法が問題視されている中、娘をもつ親として
この主人公の気持ちは痛いほどわかる。
「日本の法律は復讐を認めていない」
本文の中にこのような一言がある。
一方で加害者少年たちの更生のために、相応の
個人情報は伏せられ、人を殺しても数年で出所
し、死刑にはまずならない。
法律の専門家ではないのでよくわからないが、
遺族の思いは法律はどう考えているのか。
フィクションとはいえ、少し考えさせられるもの
だった。