潰瘍性大腸炎歴16年目!女子! -8ページ目

潰瘍性大腸炎歴16年目!女子!

潰瘍性大腸炎、さらに気管支喘息のオプション付き。
仕事してます、ライブも行きます、ラーメンズ大好きです。
病気持ちだって楽しく普通に生きて行けるよ〜

朝昼晩、ご飯は美味しいし完食。
あとはゴロゴロ。ダラダラ。ゲーム。パソコン。

痛みは…特に無かったかなぁ。毎食後にロキソニン飲んでたしね。
私は基本ビビリなのでw円座を装備して椅子に座ったりもしてたけど(食事の時だけ)
とにかく安静にしてた。
10時50分くらいやったかな?

「みーこさーん 呼ばれたから行きましょか~」

「はぁ~い」

スタスタ歩いて手術室へ。
母は手術室前のソファーで待機してるそう。大層なw部屋で本でも読んでればいいのに~

手術室の中に入って、準備室?みたいなとこで説明を受ける。
背中から麻酔します~
ふんふん。

そして、一番奥の手術する部屋へ向かうとき、緊張のあまり号泣w
24歳で麻酔が怖くて泣くとはw

中にいる看護師さんはめーっちゃくちゃ優しい。

「泣けてきたか~ そやな~ 緊張するわな~」

「う~~~~~。゚(TωT)゚。」

「大丈夫やからな!今からしてもらうこと私がやるからちょっと見といてくれるか?」

「うっ…はい…(TωT)」

そしてしなきゃいけない事の順序を聞く。
まず仰向けに寝て点滴をされる。
いってててー
胸には心電図。
指に酸素計。

右向きに丸まって、先生が背骨を確認。

消毒。
ひやっとする~~

もっかい消毒。

「はい、チクッとするよ~~」

看護師さんが手を握ってくれるので、ちょっと安心する。

いたーい…
何かが背骨から背中の右側に漏れてるような感覚があったので、
てっきり薬も入れてるんやと思ってたら

「はい!あとは薬入れるだけやからね~」

…(´・ω・`)?
あの漏れてる感覚はなんだったのか…

薬が入れられると、下半身がじーんとあったかくなってくる。
そのまま仰向けに寝て、5分。

そこから今度はゴロンと俯せになって、おしりが何か、開かれてるかんじ。
触られてるのはわかるけど、さっきまであった嫌な痛みもなくなってる。

さぁ手術開始です。

あ、私の緊張を解すためにEXILEのアルバムが流れています。
EXILE全然興味ないし知らんし、超微妙でしたwww

術中はおしりとお腹の中をグニグニ~とされてる感じ。
ジジジジ…という電気メス?の音。
あと、先生方の談笑w

多分30分くらいやったんかな~
麻酔以外は屁でもない感じで終了。

ストレッチャーに乗せられて、病室へ戻る。
途中、母が私をスルーして先生の元へ説明を聞きに行ったw
おいw
手術を終えた娘に一言ぐらいかけろよ母w

ここから6時間安静。でも5時間くらいで麻酔は切れた。
意外にそんな痛くないな~って感じ。
前日の夜から絶食。
この日、私は二番目の手術患者だそうで、朝8時までは水分摂取オッケーでした。
その8時に浣腸。
凄い量よ!凄い量なのよこの浣腸が!
下剤とか飲まなかったしね~
5分は我慢してねと言われたけど全然無理でした。
1分くらいで放出w
ナースコールして看護婦さんに見せる。

「形あるけどまぁ、いいです、まだ出るとかでも全然良いから、出しちゃってね!」

え?そんなもんですか?
大腸内視鏡レベルで厳しいもんかと思ってたので拍子抜け。
まぁそうか、別に奥まで空になってなくても良いもんね。

でもその後便通は無く、ゲームをしながら手術の時間を待つ。
10時頃病衣に着替えて、T字帯を着ける。
これは…とモタモタしてたら、母が着けてくれましたヽ(;´ω`)ノ
何が「大人になった」だよ(;´Д`)ノ
さー!入院当日です!!!

当日、何だか変なテンションになっていた私。
「もうこれからは治る一方だぞ」という気持ちでご機嫌だったのかもしれませんね~
一応前日から母に泊まりがけで来てもらって、荷物持ちを手伝ってもらいました。
9歳で入院したUCの時は何も解らなかった入院手続き。
今は自分で入院する部屋も決めて、時期も決めて…大人になったなぁ、私。
と何故か感慨深い気持ちでした笑


そんなこんなで、8時30分に病院到着。
9時には入院手続きを済ませ、一日2500円の4人部屋に入りました。
ネット環境もある!コンセントも2つある!
ベッドは窓側で明るい!お向かいさんは母ぐらいの年の女性!
何不自由無い入院生活の始まりでーす

入院初日は特に検査も何もなく、入浴だけして眠りに就きました。
病院食もおーいしい!

しかし2週間ほど慢性的に寝不足な私。
この日も二時間寝ては起き、二時間寝ては起き…
やはり安眠だけは得られないのでした。
診察台に乗ってお尻を診せるなり、

「あ~ こないだより腫れてるわ。手術しよっかぁ。ねぇ。」

もう観念していた私は、「はい、お願いします」と即答。
何せこの病院は大人気で、手術するとなれば一ヶ月以上の待ちがあるとの噂。
つまり、今日は切開して膿みを出して、その後騙し騙し一ヶ月待つということになるのだろう。

と思っていたんだけども。

「じゃあ7日入院の8日手術でどう?」


…ん?

「え?待ちとか無いんですか?」

「いや~何か(最初に診てもらった)先生が『木曜日とかどうー』って言ってたし、いいんちゃう?」

何故だか知らんが割り込みをさせていただけるようだ。
緊急?だから?
未だにこれは何故だったのか解らないけど、トントン拍子に手術日まで決まったのでした。

そのまま心電図、レントゲン?、採血を受ける。
この日採血した人がへったくそだった…
おばさんだったから経験豊富かな~と安心したのが間違いだった。
血管めがけてぷすり。失敗した様子。
軽く抜いて、方向転換、差し込む。「う~ん…」
↑これをずーっとやってんの!!!5回はやった!!!!
諦めろよ!!!!!
と叫びたかった。

「痛いです。痛い…いてててててて」

「一回抜く?」

「はい!はい!(当たり前だろもうオマエにその血管は無理だヽ(`Д´)ノむかっ)」

その後も何か良い訳がましくごちゃごちゃ言ってましたが、
結局もう一回も一発じゃ決まらず、方向転換二回目にしてやっと成功。
この時ばかりは普段行ってる病院が恋しくて仕方なかったです。
「こりゃー難しい血管だね~」とか言いながらいつも一発で決めてくれるもんなぁ~。
今回は午後診で行ってきました。
前回の先生とは違う先生だったんですが、この先生もなかなか実績ありそう。
ちょっと若いけど(後々聞いてみた所43歳だそう)物腰も優しいし、感じいい~

「あ~ 腫れてるねぇ」

「はい…でも明日、どうしても外せない仕事があるので…」

「じゃあ今日は切開しない方が良いかな~」

「はい…あの、出来たら薬を多めに…」

「そうやね~ 痛み止めと抗生物質出しとくけど…月曜日に来てね」

「はい…」

その時点での主治医は前回診てもらった大人気先生だったんですが、
私にはこの先生の方が合っている!と直感。
この方がその後主治医となるS先生でした。

切開されなくて一安心。
ギリッギリの状態で出勤。

この時、また膿んでました。
そうです。
痔瘻になる云々の前に傷が塞がり、また化膿し、肛門周囲膿瘍が再発。

30日に詰めてたガーゼが取れたんですが、放置してしまったせいかと思われます。
でもこんなにすぐ痛くなるほど膿むなんて、
どう考えてももう手術するしかない状態だったんだと思う笑

いつもなら30分の通勤時間が1時間。
痛くてたまんないよ~~!
やっとの思いで朝を迎え、午前の受付開始時間丁度に初診受付。
でもやはりここの先生は大人気。
なんと私は19番目の患者だそうだ。
3時間待ちよ3時間待ち!脂汗かくほど痛い状態で!

コンビニ行くにも歩くの辛いし、じっと変な座り方で自分の順番を待つ。
永遠かと思った。

そして名前が呼ばれる。
丁寧に問診していただき、「とにかく見てみましょう」と診察台へ。

右側を下にして横向きに寝転がり、赤ちゃんみたいなポーズでお尻を出す。
ちなみに私は9歳からUCなので、幼い頃から診られ慣れている。
医者にお尻を診せることになんて全く抵抗のない24歳女子なので、
逆に看護師さんが「前にはタオルかけますからね~」と
気を使ってくれるのが恥ずかしかった。
別に医者なんて毎日毎日、少なくとも私のまえに18人のお尻を診てる訳だw
なんも恥ずかしくないって!


「あぁ、これ…だーいぶ腫れてるねぇ…これ痛いでしょ?ここ」

「いってててて!痛いっす!」

「ねぇ…痛かったでしょ~これは~…麻酔、3ccで

「切るんですか先生」


いや、解ってた。
もう切るしか無い事はネットで収集した情報により了承済み。
ただ先生、全てをすっ飛ばしてとりあえず麻酔の指示ってw

触られるだけでもだいぶ痛いので、もにょっと動き回っていた私に、

「麻酔するよ~ちょっと痛いけどね~ 絶対に動かないでね危ないから!」

と看護師さん。
ちょっと痛いのか、そうか。

「はーいいきますよー」


いっ…てぇぇえええ!!!!!!!

「痛い痛い!いたーいいいいい」

「これ痛いのよ~ごめんね~我慢して~痛いよね~」

「うっ…いーーーーーーーーたいいいっ…いいい…!!!!」


ええ、ずっと喚いてました。だってめちゃくちゃ痛かったんですもん。


死ぬかと思いながら排のうが終わり、傷にはガーゼを詰められる。

「このまま治る人も少ないながらいるからね、
 でも君はもう一つ痔瘻がありますから、これは手術じゃないと治らないよ」



手術か~…まぁ急ぎじゃないみたいやし、
今年の冬にでもまとまった休み貰って入院するかな~
とか考えながら帰宅。
麻酔が切れると傷口がちくちく痛かったけど、切られる前より格段にマシ!!
この日はぐっすり眠りました。


さあ、晴れて私の肛門には、
肛門周囲膿瘍と痔瘻が発見された訳です。


ペタしてね

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めっちゃくちゃ痛い。とにかく痛いっ…・°・(ノД`)・°・

肛門の左側が3センチくらい?赤く晴れて、
その腫れた部分はぷよぷよしている。
いろいろネットで調べ回った結果、
私はどうやら肛門周囲膿瘍っぽい。←この時やっと正解に辿り着いた

膿みが溜まる位置次第で、
赤く腫れたり痛みだけだったり症状はいろいろだそうだ。


私の場合は前日の夜中から汗をかくほどの痛み。
排尿時がいっちばんつらい。
おしっこをし終わった後、女性の皆さんは意識していないと思うけどね、
肛門がキュッと締まるんですよ。

それがもう痛いのなんの。

おしっこしたくなくて、膀胱炎になりかけた。
とてもじゃないけど眠れません。

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痛みは続いている。でもなーんかマシ。
軟膏が効いてんのかな??

ネットでイボ痔を調べてみる。

こんだけ痛いんだしもしかして手術かもしれないな~
なんとか薬で治らないもんかしら。
とりあえずちゃんと肛門科で診てもらって、よく効く薬を貰おう。

ちゃんとした専門の先生がいて、
尚かつ保険の効く病院という事で、大阪のK病院を選んだ。
一番良さそうな先生の診療が月曜日らしいので、月曜まで待つ事にした。


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