「まさか自分が・・・」ブレーキとアクセルを踏み間違い、横断歩道へ車が暴走するーー
光くんがとんでもない事故に居合わせました。
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13日午後12時半頃、大船のすぐ先、笠間3丁目の県道でブレーキとアクセルの踏み間違いによる乗用車自損事故があった。
「ドーン」。大船地区のバリアフリー状況を取材していた最中、遠くの方から何かが衝突するような大きな音がした。どこかで車の事故があったと直感。
けがした人はいないかと、急ぎ音のあった方へ向かった。
県道の先の方で歩道に乗り上げている乗用車が目に入った。
白い乗用車が車道を外れ、脇道との横断歩道上に乗り上げ大破しいてた。
黄色い鉄柱に衝突して停止したようだ。
急ぎ周囲を確認。けが人がないのがわかりほっとする。
すぐに警察官もバイクで駆けつけた。
私は、車の後ろに立ち尽くしていた70代、運転手とみられる男性に話しかけ、けがはないか確認した。
幸いけがはないとのことで安堵した。
「遠出のかえりで、大船方面から鎌倉女子大の交差点へ向かおうとしたが、混んでいたためUターンして、脇道を入ろうとしたんですが…
(黄色の鉄柱に)衝突して止まりました。まさか自分が(ブレーキとアクセルを)踏み間違えるなんて…」
男性は青ざめた表情で話して下さった。
現場はコンビ二のすぐ前の横断歩道上。
かなりの勢いで黄色の鉄柱に衝突したとみられる。
もし人がいたら大変なことになっていた。
障害者や杖を突く者、ベビーカーはとっさに避けることもできない。
一方、買い物や通院のため車を運転せざるを得ない方もいる。とりわけ鎌倉は山坂が多い。
ブレーキとアクセルの踏み間違いが起こらない車の開発が求められる。
公共交通網の充実も必要だ。
高温が続き、誰もが注意力が散漫となりがちだ。強い照り返しで前が見えにくい場合もある。
夏場の車の運転には十分注意をしていただきたい。
警察官の事情聴が終わり、レッカーを待つ男性に「今は何ともなくても、夜になって痛みだすことがありますから、痛みが出たら病院に行って下さいね」と伝え、現場を離れた。
けが人がなく本当に良かった。
※運転手さんは今後の交通安全の啓発のために、撮影にご協力下さいました。お話しにくいところをありがとうございます。